「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】「人間は合理的に行動しない」ことを真剣に理解すべき

なぜ財政最悪の日本で金利も上がらず通貨が崩れないのか 21世紀に入ってからのノーベル経済学賞で、一番注目されているのは行動経済学(英語ではBehavioral Economics)の分野で、02年のダニエル・カーネマン、13年のロバート・シラー、昨年のリチャード・セイラーと、この分野が産声を上げた70年代からの創業メンバーと言える有力学者が続々受賞している。 筆者は、行動経済学という言葉は

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【上級者向き】中期サイクルの見方に変更の可能性、底が早く到来?

業種別のバラツキ大きく、景気敏感セクターが大崩れしている 本日は夏至。西洋の暦や占星術では重要な節目である。星座ではデリカシーと協調性の蟹座となり、この星座の人は真面目で辛抱強く、仲間からの信望や友好を得るが、さそり座ほどではないが根に持つタイプが多いという。裏切りや暴論・非難に対しては強烈なしっぺ返しが待っている。米朝会談と言う重大な会議があり、日本では国会の延長が決まった。変なことが

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【上級者向き】メルカリ功成りて万骨枯る、成長期待で買われた銘柄が総崩れ

全面大幅安の中でメリカリだけ一本人気、さあどうする? 本日のハイライトは何といっても新規上場のメルカリで、公募株の応募倍率は個人50倍、機関投資家20倍と伝えられ、公開価格3000円を大きく上回って5000円で初値形成、1916億円の売買高で5300円で引けた。馬券や宝くじを買うよりずっと有利なくじ引きであることが判っていたので、筆者も数口応募したが外れ。当選した皆様、おめでとうございました。

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【上級者向き】いろいろと変な動きが目に付く

仮想資産の盗難でビットコインのチャートは暴落足に マーケットは中期以上の期間で観察すると、しっかり経済的な理由が伴って動いていることが判るものである。しかし短期的には情報を曲解・誤解した投資家の動きにより、理論的に起こるはずの動きと反対側に動く場合もある。 世界の証券市場の歴史の中でも特筆される「大馬鹿」な動きは、平成バブル真っ盛りの時期に転換社債・ワラント債を発行した会社の株が大きく値上がり

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【上級者向き】中期サイクル、依然上昇余地あり

米朝会談は前向きに評価できる、北朝鮮の内情に配慮した米国 5月11日から6月13日までに、TOPIXは0.3%上昇、ドル円は1.0%上昇。この間、米SP500は1.8%上昇している。米10年国債利回りは2.97%で変わらず。12日に米朝会談が開かれたが、その前にイタリアの政局混乱、米国による一方的な懲罰的追加関税要求が出され、短期の投資家がリスクオフに動く場面があり、株式市場は一時売り物に押され

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【上級者向き】クライマックスはまだ先の話

よくよく考えると金正恩はかなり優秀みたい IMFの集計によると昨年の世界のGDPは約80兆ドル。上位7か国は単位兆ドルで米19.4、中12.0、日4.9、独3.7、英仏印2.6。韓国はこれに次いで1.54の11位であるのに対し、北朝鮮は集計外で推定0.05に過ぎない(韓国の30分の1、年間一人当たり120ドルだよ、まじですか)。数字的にはこれがどう変化しても当面の経済には全く意味のない話だが、過

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【上級者向き】米朝会談では平和条約準備に入る公算も

プロジェクトリーダーとして想像以上に優秀だった金正恩 朝鮮戦争は凄まじい戦いで、死者は韓国側約100万人、北朝鮮側150万人にのぼる。双方ともその3分の2が民間人で、応援した米軍にも4万人(負傷者10万人)、中国軍にも13.5万人の戦死者が出ている(ソ連は武器と資金供与)。北は祖国統一戦争と呼称しており、仕掛けられた韓国では韓国戦争・韓国動乱と呼んでいる。韓国兵は28万人死んでいるが、うち9万人

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