「 有料記事 」 一覧

【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2018年6月号>

最近の話題 最近、住宅市場で高齢者の存在感が高まってきている。昔は、土地付き戸建て住宅を購入すると、「終の棲家」として生涯住み続けるということが多かった。 しかし、人生百年時代と言われるようになった現在では、様子が大きくかわってしまった。 まず、自宅を買い替える例が増えている。戸建て住宅を売却して、中心部や駅近のマンションに移る。老夫婦だけになると広い家の管理は難しいため、日常生活の利便性を

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【上級者向き】イタリアもEU離脱?まさか

受けている統合通貨の恩恵大きく、ユーロ離脱は自殺行為 一難去ってまた一難と言うが、米朝間のトラブルがひとまず軟着陸に向かったところで、イタリアの政局不安問題が噴出した。イタリアの国会議員選挙は任期5年、代議院630名、元老院315名。従来はほぼ比例代表制だったが、3月5日の選挙から定数の3分の1が小選挙区制となった。結果は中道右派連合が大躍進し首位を占めたが、大衆迎合主義の「五つ星運動」もこれに

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【上級者向き】買収防衛策の時代は終わった

2018/05/29 | 有料記事

今年も6月の株主総会シーズンがやってきた。2017年の総会から機関投資家による議決権行使結果の個別開示が始まり、会社提案議案に対しても厳しい目が向けられるようになった。特に反対票を集めているのが、買収防衛策の導入・更新に関する議案だ。敵対的買収を防ぐには、買収防衛策に頼るよりも、企業価値を高めて株価を上げることができる経営者をすえることが重要になった。 議決権行使結果の個別開示は、2017年

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【上級者向き】トランプ劇場はいつまで続くか

  今回の米朝会談準備交渉ではトランプ氏の役者が数段上 前回「役者やのー」という決め文句を引き合いに出したが、まさにここ一週間のトランプ氏にはこの言葉を献呈したい。来月12日の米朝首脳会談は誰にとってもよい果実をもたらすものと思われ、もし円満な結末でなくても今後の交渉の窓口が確保されればまあ満足できるというのが大方の見方だろう。ところが大連での中国初の国産空母進水式での中朝首脳会談の

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【上級者向き】危機管理の本質とは

誰でも初めて遭遇する事柄にはうまく対処できない 日大アメフト部の危険反則事件が大きな社会問題となっている。客観的に見れば一連の事件ビデオに加え一昨日の学生選手の公開証言および各種メディアの側面取材の結果にはきわめて整合性が高く、信ぴょう性が高いのに対し、昨日の監督・コーチによる記者会見の答弁は言い逃れのために準備した文言を並べ立てるだけで、表情や口調からも真情を吐露しているとは認めがたく、判定役

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【上級者向き】ジリジリ上がりは大上がりになる

売り手乏しく意外に近い24000円大台 「株を買ってもすぐ儲かりそうな感じがしない」と静観を決め込むベテラン投資家が多いと思うが、それでも株価は上がっている。売買代金が2兆円強。今期の利益は実質横ばい。北朝鮮の問題はよい方向に向かっているみたいだが、逆に国内政治の方はお粗末さが目立ち、9月の総裁選では安倍3選ですんなり纏まるどころか、与党内では静かな安倍降ろしが始まっているらしい。為替が円安に振

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【初~上級者向き】長谷川慶太郎の時局分析~No19~アメリカ長期金利上昇後の世界経済の行方は。

これだけ国際情勢が緊張していても、アメリカは世界の金を引きつける力がなくなりました。つまりドルを外貨準備としてもつ国がうんと減った。「ドル=外貨」ではなくなったのです。しかし金融の引き締めは止められない。やめたらえらいことになる。長期国債の金利が3%を超えてきましたが、以前のような、アメリカ国債を持っておけば安全だという状態とはちょっと違います。ドルに対して「ちょっと待てよ」という警戒なのです。

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