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【初~上級者向き】長谷川慶太郎の時局分析~No19~アメリカ長期金利上昇後の世界経済の行方は。
これだけ国際情勢が緊張していても、アメリカは世界の金を引きつける力がなくなりました。つまりドルを外貨準備としてもつ国がうんと減った。「ドル=外貨」ではなくなったのです。しかし金融の引き締めは止められない。やめたらえらいことになる。長期国債の金利が3%を超えてきましたが、以前のような、アメリカ国債を持っておけば安全だという状態とはちょっと違います。ドルに対して「ちょっと待てよ」という警戒なのです。
【初~上級者向き】長谷川慶太郎の時局分析~No18~南北統一シナリオ 日本は「姿なき第三者」。インフラ整備の担い手に。
――米朝の話ですが、あの個性豊かな人たちが会うとどういう落としどころになりますか? 落としどころはもうはっきりしている。非核です。査察も受け入れる。 どれほど核ミサイルを持っているかはわかりません。フタを開けてみたらたった一発ということもありえます。水爆もどれ程度のものかわかりません。 しかしアメリカはそれを廃棄しない限りトマホークで撃つぞということです。 しかしアメリカは彼の亡命
【中・上級者向き】中国経済の最大リスクは米中貿易摩擦
景気は堅調推移も減速がみられる 5月15日に発表した中国2018年1-4月の経済指標では、経済成長はやや減速しながらも堅調に推移していることが確認された。鉱工業生産は前年同期比6.9%伸びており、設備稼働率は平均で76.5%(この指標は1-3月分)と前年同期より0.7ポイント高くなっている。 固定資産投資は同7.0%増と17年より0.2ポイント低下したが、地方政府の赤字と債務管理は強化されイン
【上級者向き】中期サイクルの仕上げ、予想外の上昇も
2018/05/14 | マーケットEye, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
売り物少なく、好材料に強く反応しやすい地合い 4月13日から5月11日までに、TOPIXは3.8%上昇、ドル円は1.9%上昇。この間に米SP500は2.7%上昇している。米10年国債利回りは2.82%から2.97%に上昇。決算発表シーズンに当たっており、米国では緩やかな金融緩和からの正常化モードが継続、国内では消費意欲が盛り上がらないものの着実に賃金上昇が広がっており、資金の置き場を模索する空気