「 全ての記事 」 一覧

【上級者向き】統合報告書を投資に生かす

2018/10/26 | 有料記事

財務情報と非財務情報とを合わせた統合報告書を発行する上場企業が増えている。ESG(環境・社会・ガバナンス)情報などを盛り込みながら、企業が中長期的に企業価値をどう高めていくのかを説明しているという。統合報告書発行企業の株価は市場平均を上回る値上がりをしているとの調査結果もある。説得力のある報告書ならば、投資情報としても価値があるかもしれない。 宝印刷傘下のディスクロージャー&IR総合研究所に

続きを見る

【上級者向き】3週間で5兆円の外人売り、これでは下げても仕方ない

ほとんどが短期筋の売り、売りポジション膨張もそろそろ限界か 穏やかな動きであればTOPIX1650、225なら22000円が強いサポートになると見ていたが、売り方投機筋が国内勢のいないところで一気に大きく崩す行動を取ってきたため、そこから一気に3-4%も下に突っ込む大幅安となってしまった。それでも売買代金は3兆円に届いておらず、パニック的な下げが起こったとは言えない。国内勢の売り物消化能力が小さ

続きを見る

【上級者向き】国際会計(IFRS)基準採用企業には気を付けろ

武田薬品のシャイアー買収が大詰め迎え、ヘッジファンドが大騒ぎ 19日は特殊な日で、武田薬品の大手製薬シャイアー社買収の是非を問う株主総会の出席・投票権が確定する。3か月以内に株主総会を開催し、出席株主の3分の2以上の賛成を以て買収手続きが認められる。逆に言えば賛成がそれに届かなければ買収は白紙に戻される。買収には3兆円の借り入れと4兆円規模の新株発行が計画されている。周知のとおりこの案件が報じら

続きを見る

【初・中級者向き】映画「億男」と当面の相場展開と狙い目銘柄(第930回)

2018・10・21    妻が主演の佐藤健が好きだというし、先日の綾瀬はるかの」「ギボムス」でパン屋の店主を観ていてなかなか良かったので、ロードショー初日に観た。若い人ばかり。人気あるんだなあ。  主人公大倉一男(佐藤健)は図書館司書として務める傍ら、夜はパン工場で働く。失踪した兄の借金3000万円を返済するためだ。妻(黒木華)と娘は別居、離婚を迫られている。  そこにひょんなこ

続きを見る

【上級者向き】超金融緩和の反作用が牙を剥く局面に

お金の神様は「いいとこどり」を許さない テレビである国内大手証券の営業系コメンテーターが自社の見解として米国の利上げはあと2回程度、米国債利回りは3.1%で上げ止まるという見方を紹介していた。ふた昔前、国内系証券というのは国際証券にいた水野和夫氏を除き、揃いも揃って株高を裏打ちする楽観的な見通しをまき散らすのが常だったが、今でもその気風が残っているかと鼻白む思いがした。自分の国でなく米国の話なの

続きを見る

【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2018年10月号>

最近の話題 このところ、日本列島は想定外の自然災害に次々と見舞われている。 8月初めには、「命に関わる」と表現された猛暑に襲われて、40度近い高温の日々が続き、死者も出た。続いて、広島・岡山県などの豪雨も街の風景を大きく変える土砂災害となり、多くの犠牲者を出した。 また、近畿圏を通り抜けた強大な台風は、多くの建物に被害を与え、「風」の脅威を見せつけられた。関西国際空港の浸水被害の映像は、想像

続きを見る

【上級者向き】見出し重視の投機筋主導の下げ、そろそろ買い場に

ヘッジファンドが飛びつきそうなネタが三つも揃う 週末の225先物が22570円。米国は大きく戻していたので、週明けの東京市場は平穏な展開が予想されていたが、短期筋ヘッジファンドがシャカリキになって叩き潰した。おそらく彼らは強気筋が投げるオーバーシュート的な水準になるまで売り続けるはずだ。だが割安と見た現物長期投資家が買いに出るTOPIX1650付近で岩盤に突き当たり、いったん買戻しで急反発、その

続きを見る

PAGE TOP ↑