「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】典型的な彼岸底パターン、少し買ってよし

例によって投機筋主導の下げ、深押しは考えにくい トランプ氏が対中貿易赤字の改善を求め、対策なければ最大500億ドルの輸入品に追加関税を掛けると宣言したことから利益確定の売り人気が台頭、米国の伝統的銘柄は2月8日の安値に接近するところまで下げた。しかしNASDAQはその後史上最高値を更新、この間の半値押し水準に留まっており、フェイスブックの名簿流出の影響を過小評価するつもりはないがこの時点で下げト

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【上級者向き】魚は頭から腐る

政治が役人を見殺しにしてよいのか 森友文書改ざん事件に続いて、前川喜平氏の名古屋の中学校での講演について文科省から主催者の学校に対して嫌がらせ的な質問状が寄せられた件が明るみに出た。文科省にそうするようけしかけたのは名古屋出身の自民党議員で「安倍晋三の愛弟子」を自任する池田佳隆衆議院議員。安倍側近の一人で文教族である。前川氏の抵抗で加計学園の獣医学部新設が事件化し、安倍氏の評判が低下したことを根

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【初・中級者向き】映画「北の桜守」と米関税引き上げと米朝首脳会談と日本

  2018・3・18 吉永小百合120本目の作品でしかも「北の三部作の最後」というので注目されているが、私の妻が見たいというので観た。サユリストに申し訳ないが、30代を演じるのはやっぱりムリ。映画そのものの出来がイマイチ。「おくりびと」の滝田洋二郎監督らしくないなあ。 北海道を舞台に戦中と戦後を生き抜いた母子の物語で、戦争の暴力を表すのに劇中劇という形をとった。夫はソ

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【上級者向き】政権に居座る人物がいる国は経済が悪化する

麻生さんも開き直り公明党も距離を置き始め、安倍政権も焼きが回ったか 先週の外国人売り越し額を5000億円と推定していたが実際には8397億円だった。今週も2500億円程度の売り越しで着地するものと考えている。動きを観察すると上げる時は225先物と半導体関連が主導、動きが重い時は円高に振れて重量級銘柄とTOPIXが足を引っ張る展開となっており、以前述べたように強気・弱気で二通りのタイプのヘッジファ

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【上級者向き】巨額の先物売り、外国投機筋の行動を読む

過去2か月間で外国人は7兆5千億円の売り越し、75%が先物 1月9日から3月9日までの9週間で、外国人は現物先物合計で7兆5千億円分の株式を売り越していた(直近は5千億円の売り越しと推定)。このうち現物は1兆8千億円だったのに対し、先物は5兆7千億円で、売り越し額のほぼ4分の3が先物だったことになる。2年前の年初にも、原油価格の急落により財政が悪化した産油国系の国富ファンドが大量の換金売りを出し

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【上級者向き】押し目を拾い株式ポジションを高めるべし

ヘッジファンドが大量の円買い日本株売り、業績順調で割安感が強まる 2月9日から3月9日までに、TOPIXは1%弱下落した。この間ドル円は2%ほど円高に振れていたうえ、推定で外国人の売り越し(先物含む)が推定2.5兆円に上っていたため、むしろよく踏ん張ったということができる。海外投機筋が推定3兆円以上売り越した模様だが、何といっても株価指標面の割安感が著しいため、内外の長期投資家がこぞって安値拾い

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【初・中級者向き】映画「シェイプ・オブ・ウォーター」と安倍首相の内憂外患と株・円レート

  2018・3・11 今年度アカデミー賞の最優秀作品賞、監督賞などを獲得した秀作。ギレルモ・デル・トロ監督の作品でも一番いい。 1962年の米国ボルチモア。冷戦時代の秘密研究所で働く、口の利けないまあ不美人の掃除婦イライザが主人公。ひそかに運び込まれた半魚人の姿を見て心を奪われる。孤独な主人公はアマゾンで神のように崇められていた“彼”に密かに会いにゆき、手話や音楽、ダ

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