「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】 少しずつ消化が進んでいるリスク要因

薄商いでも大きく戻すのは売り物が少ない証拠 大まかに言って株価が下がる日は外国人の売りが原因。おそらく中心はSWFの換金売り。時折り見られる急落、急反発はヘッジファンドによるもので、通算すると小幅売り越しと見られる。個人は高齢者の引退売りが継続しており小幅売り越し、日銀と年金の買いが売り物を吸収しているということになる。年金は債券への再投資が困難になったため、やむなく株式の比率を上げねばならなく

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【上級者向き】 大詰めを迎えた米大統領選、米国の民度を測る試金石に

今夜はテレビ討論会、内容以上にヒラリーが咳き込まないか心配 昨日、テレビの笑点で小遊三が冒頭の名乗りの際の小話で「ヒラリーの健康状態が心配だなあ。では占ってみよう、トランプで」とやってバカ受けしていた。日本人も米大統領選には無関心ではいられないが、投票日が5週間後に迫った本元の米国では侃々諤々、喧々囂々(かんかんがくがく、けんけんごうごう)の大論争になっているようだ。 しかし元大統領のブッ

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【初・中級者向き】映画「マダム・フローレンス!」と日銀、FRBとトランプ

  2016・9・25 近く開かれる東京国際映画祭のオープニング作品で、実話をもとにした心温まる佳作。公開は12月だが試写会で観ました。主役はメリル・ストリープ、その夫でマネジャーがヒュー・グラント。 1944年10月に音楽の殿堂カーネギーホールは満員、ホールの外に入りない聴衆たちがいた。偉業は現代まで語り継がれ、今でもカーネギーホールのアーカイブ。一番人気だ。

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【上級者向き】 追加緩和なしでも上がったのは非常によい傾向

緩和の中身を微調整、量よりイールドカーブに重点 日銀会合の結果が出たのは13時15分頃。公表分を見ようとしたがアクセスが殺到して日銀のホームページはあちこちで1時間ほど反応しない状態が続いていた模様。発表直後の市場の反応は円安・株高だったがすぐに円高・株安に転じ、午前中の安値を割り込んだ。その後数分間行ったり来たりしていたが、10分ほど経過した頃から弱気筋がロスカットに追い込まれ、大引けまでジリ

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【初・中級者向き】映画「怒り」とヒラリー重病説とトランプ

 2016・9・19 吉田修一原作、李相日監督というと6年前のヒット「悪人」が記憶に残る。今回の方が映画としては出来が良い。八王子で発生した夫婦殺人事件が始まりで、犯人は名はわかったものの顔を整形して逃亡、行方がしれない。 2007年の英国の若い美人リンゼイさん殺害事件の犯人市橋達也が整形して無人島に潜伏。この事件が下敷きだが、犯人探しのミステリーではない。 殺人から1年

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【上級者向き】 これが追加緩和を見込んでいる動きか?

裁定売り残が買い残を上回り、株安・円高に振れている 筆者なりに今日の下落を絵解きすると、第一が今度の日銀会合についての記事が日経一面に踊り、どうやらマイナス金利の拡大が行われるのではないかという憶測が広まったこと。欧州の事例ではっきりしているが、マイナス金利は銀行株にとって最大の怨敵である。調達コストである預金金利がもう下げられないのに、販売価格である貸出金利は中央銀行の動きに連動して下がる。た

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 Brexitは英国経済成長の鍵【下】

前回のBrexitは英国経済成長の鍵【上】に続いて、英国のEU(欧州連合)からの離脱(Brexit)について取り上げる。 Brexitに対する市場の反応は明らかに過剰であったが、これまでは英国経済についての報道をほどんど行わなかったメディアが、一転して「英国はドイツに次ぐ主要国で金融ではEUの中心」などと囃したてているのは頂けない。 英国はもともとEUの「実質」准加盟国 英国は統一通貨ユ

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