「 マーケットEye 」 一覧

日銀追加緩和浮上も、実効は期待できず

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1394(2016年4月25日) 投機筋の期待とありうる緩和の内容が食い違い、失望売りの危険も 金曜日のモーニングサテライトをご覧の方は、ゲストが日銀の追加緩和?といえるか微妙だが、貸し出しに積極的だった銀行にはマイナス金利で資金を供給するというプランを検討していると語っていたのをご記憶だろう。同日昼まで株価は利益確定売りに押されていたが、ブルームバ

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映画「スポットライト世紀のスクープ」と永久債

2016・4・22 https://youtu.be/oquYB13OQEI 今年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞を獲得した秀作。ボストン・グローブ紙がカトリックの神父による児童への性的虐待を暴いた事実を画いた。スポットライトとは新聞の特集ページのことで敏腕の記者四人が、苦悩と怒りを抱えた被害者たちに話を聞き、隠蔽工作を行う教会側と渡り合う。 ジャーナリストとしての使命感がすごい。

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原油の堅調で米国の利上げが早まるとの観測浮上

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1393(2016年4月21日) 玉突き的にドル円が買われ、日経225にもまとまったショートカバー 日本の株式市場周りのことばかり見ている人は、本日の株価急騰を意外に思うかも知れないが、主要市場の動きを数字でなく、チャートでも確認している人なら昨晩からの動きは非常にわかりやすい動きと感じられたことだろう。発端は原油をはじめとする各種商品の大幅高にあっ

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本日は悪条件が重なり過ぎていた

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1392(2016年4月18日) 四重苦?五重苦?これで下げるのは仕方ない 先週は円高にもめげず一時は17000円に接近していた日経225だが、本日は572円安、3.4%の大幅安に終わった。直近安値からの反発をほぼ半分失った格好だが、めげる必要はない。あまりに悪い条件が重なっていたからだ。 第一が週末のG20で米国代表が現在の為替相場(というよ

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映画「ボーダーライン」とリスク・オンの開始

映画「ボーダーライン」の原題は「シャリオ」で暗殺者を意味する。監督は「複製された男」のドウニ・ヴィルヌーヴ。注目の新鋭だ。 テーマは麻薬戦争。若い女性FBI捜査官のケイトの目を通して、この戦いの政治的・道義的な複雑性を生々しく描いている。 導入部がまずすごい。アリゾナの荒野の一軒家にケイトが部下を率いて突入すると、壁の中に何十人もの腐乱死体。すぐ近くの物置が捜査中に爆発、部下二

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仕切り直し、バリュー系銘柄主導で戻りを試す

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1391(2016年4月15日) 割安感から指標割安銘柄にまとまった買いが入る ドル円は週明け一時107円台前半まで売り込まれる場面があり、225先物も15515円まで下げる場面があったが、前週の安値を割り込まなかった。106円付近にはテクニカル上のサポートが複数重なってる上に、105円はさすがに利益確定を目指す売り方も多いと見られ、ここから売り込ん

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長谷川慶太郎の時局分析~No1~北朝鮮とゾンビ企業問題を処理したい中国

日本個人投資家協会の理事長を務めております、長谷川慶太郎です。 今回、「ジャイコミ」という新しい投資家コミュニティを本格稼動させる事になりました。 これは個人投資家にとって情報源としてお役に立つというだけではございません。これからの投資戦略を考える上でも、重要な情報あるいは判断を提供できるものと確信しております。 どうぞご参加頂きたくお願いを申し上げると同時に、諸経費その他をまかなう

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