「 マーケットEye 」 一覧

市場の混乱は収束し、業績相場へ
長谷川慶太郎
買いの銘柄、売りの銘柄

3月3日、ひなまつりの日に日本個人投資家協会は「JAII株式セミナ࣮ー ࠘大混戦の政治࣭市場を読むࠗ」東京・日本橋にて開催しました。長谷川慶太郎理事長の講座「大局を読む 世界はこう激変する」をノーカットでお届けします。毎度のことながら、あっと驚く要素が満載です。 混迷の度を深めて参りました世界的な株式市場の混乱はようやく収束しそうでございます。どう収束するかといえば、業績が原動力になりま

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しばらくリスクオンモード、4月以降18500円へ

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1379(2016年3月4日) 金余りの国内資金が株式にシフト、自社株買いも急増 株式市場は中期サイクルの上昇トレンド局面にある。日経225は2月12日安値14865円で中期サイクルの安値を付けたことが確定した。順当なら10-13週程度は強気バイアスが主導する展開となる。少なくとも5-7週程度の短期サイクル2つは上昇を続けるはずなので、外部環境によほ

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問題意識を共有しただけのG20

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1378(2016年2月29日) 状況に大きな変化はなし、引き続き中国経済に不安感 今回の上海G20で何かインパクトのある結論が出てくると予想した人は少なかったと思うが、案の定、現在の世界経済が抱えている問題点を整理、指摘し、「何とか対応していかなくてはなりませんね」「うんうん」と話し合っただけで終わった。今回のホスト国である中国の株価は週明け2.9

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映画「ディーパンの闘い」と円高・株安のHF仕掛け

第68回カンヌ映画祭で最高賞を獲得した秀作。難民が滞在を許可されたのちに文化や環境、言語の違いで直面する差別やアツレキ。そこから発生する暴力的破壊を取り上げている。監督は「真夜中のピアニスト」のジャック・オディアール。 https://youtu.be/18U34kIZu38 26年間も続いたスリランカ内戦の「タミル解放の虎」の兵士で、政府軍との戦闘で妻子を失ったディーパンは赤の他人を

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結局債券よりも株の方がリターンが高そう

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1377(2016年2月25日) 国内年金も株式組み入れを高めざるを得ない 先週、日経でGPIF以外の年金基金の運用状況が報道された。GDIFは一昨年以来日本株、外国株をそれぞれ総資産の25%を目途に引き上げるべく行動していたのに対し、その他の年金基金ははるかに慎重な運用姿勢で、9月末時点で日本株の組み入れはまだ20%にも届いていない。結果的に国内債

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投資の羅針盤
マイナス金利は「百害あって一利なし」

日本個人投資家協会副理事長 岡部陽二 日銀は1月29日にわが国史上初となるマイナス金利の導入を発表した。 これは、昨年後半来の消費者物価の低迷とGDPの不振(昨年10~12月は実質で前期比年率換算1.4%減、15年暦年では前年比0.4%増)に加えて、年初来の急激な円高・株安を受けた政策対応とされている。 市場はこの追加緩和を好感していったん円安・株高に動いたものの、2月に入ると大きく

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黒田総裁自身が語ったマイナス金利政策

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1376(2016年2月22日) 期待インフレ率の急低下に歯止めを掛けたかった 19日に日本女性エグゼクティブ協会で日銀黒田総裁の講演会があり、聴講してきた。演題は「女性の活躍と日本経済の将来」というものだったが、当然のように妙齢?のオバサン中心で遠慮のない質問はマイナス金利を含め金融政策に集中、これに総裁も懇切丁寧に回答に解説を加えたため、講演40

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