「 マーケットEye 」 一覧

米国はテクニカル・リセッション入り

1-3月の-1.6%に続き4-6月も2%前後のマイナス成長が濃厚   経済学の定義では実質成長率が2四半期連続でマイナスになることがリセッションの条件。成長率速報はアトランタ連銀が公表する「GDP Now」が便利だが、昨晩公表された4-6月の数値は―2.1%で、ほぼ5月までのデータは入っている。筆者自身もマイナスとは思っていたが、最近の急速な落ち方には少し驚いている。6月分の

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映画「ベイビー・ブローカー」と中国経済の変調と、トランプ再選の可能性。新段階に入った円安と私の強気。(第1122回)

是枝裕和監督の最新作。カンヌ映画祭で、主演のソン・ガンホが韓国人初めての主演男優賞、作品は審査員賞を獲得した佳作である。 韓国で撮った韓国映画だが、是枝監督としては「家族とは何か」というテーマを追求した点で、「そして父になる」と「万引き家族」と3部作を構成する。 子供を育てられない母親が赤ん坊を預ける「赤ちゃんポスト」。 預けた赤ん坊を、違法な養子縁組を斡旋して、仲介料をせしめ

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強気と弱気が交錯する株式需給

海外投機筋の資金はまだたっぷり、簡単には底値を付けない   筆者が想定している基本的な流れは、米国は巨大バブル相場の収縮過程であり、2-3年かけて底値を付けに行く。相場の最後は、上げ過程で一番ブイブイ言わせていた奴が「私が間違ってました、もう堪忍してください」と泣いて謝るような厳しい下げ相場になる。当然、実質価値を大きく下回るような安値までぶっ叩かれるのだろう。25年4-5月

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TOPIXサイクル分析アップデート

現在は中期サイクルの底値を試す途中   想定通り米国株が安値を更新してきた。直近の下落は、10日発表の米国CPIが予想以上に高かったことから、FRBメンバーがいわばパニック(予想外の事件に冷静さを失い狼狽すること)を起こし、15日のFOMCで、あまり賢明とは思えない0.75%利上げを決断したことであった。投票権を持つ11人のうち女性のジョージ委員のみ反対したが、委員の反対理由

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映画「シェーン」と参院選の争点になっている「円安が物価高を招いた」の野党の主張のイカサマ。私の強気。(第1121回)

「シェーン、カムバック!」という少年の叫びと、ビクター・ヤングの音楽が忘れられない。ご存知の西部劇の名作中の名作。 主演のアラン・ラッドのカッコ良さ、殺し屋の凄さ。 この映画のテーマは「対立」である。 農地を耕作している開拓民に対し、牧場を拡大したい荒くれ者、子供対大人、人妻とシェーン、そして善と悪__。 参院選では、野党とくに立憲民主と共産党の原発と防衛費問題に

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木村喜由のオンラインセミナー

6月11日にYoutubeで配信したオンラインセミナーを編集した動画を公開しました。

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FRB、当面は物価抑制に全集中

景気や株価にはネガティブ作用が避けられまい   筆者は今回のFOMCでは0.5%利上げに留めると思っていた。物価上昇は確かに大問題だが、明確に景気悪化の兆候が表れており、今後のさらなる利上げとQT量的引き締めの合わせ技により、株価や景気に強烈なネガティブ作用が加わり、時間を追うごとにそれが強まると想像しているからだ。しかし、多分中間選挙を控えたバイデン政権からインフレ抑制を最

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