「 マーケットEye 」 一覧
映画「燃えよ剣」と韓国の没落。すでに始まっているのにご本人たちは気づいていない(第1087回)
司馬遼太郎のベストセラーの映画化。岡田准一のアクションも演技も素晴らしかった。充分におカネをかけた大作で、今年のベストスリーに入るだろう。おすすめできる。 土方歳三の一生を描いた。この人が倒幕側にいたら、大変な功績を挙げたと思うが、現実には鳥羽伏見の戦いのあと、徳川慶喜が戦線離脱する位、徳川幕府は頼りなかった。 頼りがないのは、現在の韓国もおんなじだ。 まずチャートを見て頂きた
映画「マスカレード・ナイト」と米国公的・私的年金の明年からの日本株買いの開始(第1086回)
キムタクも長澤まさみも、私のお好みなので封切り後、早速観た。 犯人が私にはすぐ分かってしまったのが玉にキズ。しかしキムタクのタンゴのダンスシーンのカッコいいこと! 「容疑者500人」というキャッチフレーズの通り、仮面をかぶったホテルの客がヤマのようにいて、その犯人を見分けるのは容易でない。しかもカウントダウン・パーティなので時間は限られている。 犯人がわからないように、企業収益
カフカ「変身」とマーク・ファーバー博士の不吉な予言。そしてフシ目をこえた円の対ドル安、そして私の強気(第1085回)
「ある朝、グレーゴル・ザムザは(中略)自分がベッドの中で巨大な虫に変わっているのに気が付いた」 この有名な書き出しで始まるこの短編は、まあ99%の方は読んでいるに違いない。 この「虫」という訳は正しくない。本来は「害虫」や「害獣」つまり「人間にとって有益でない生き物」という意味の言葉。ドイツ語はUngezieferである。 最近、時代の変化、特によくない変化を暗示する市場の変化