「 マーケットEye 」 一覧
秀吉「備中高松城の水攻め」と新冷戦激化による日本株の再浮上(第1059回)
1582年、羽柴秀吉が毛利氏配下の備中高松城を攻めた戦い。秀吉軍の3万 に対し城方はわずか5千。しかし城の周囲は沼地で、細い道路1本で行ける構造、 三回にわたって攻撃したが敗退した。 そこで秀吉は沼の中の城という防御側の利点を逆手にとって、水攻めを決めた。 東南4キロ、高さ8メートル、底部24メートルの大きな堤を作った。土を詰めた 俵ひとつに銭百文とコメ一升という
日本海海戦と私が日経平均5万円を主張し続ける理由 (第1058回)
日本海海戦と私が日経平均5万円を主張し続ける理由 2021・4・4 (第1058回) 明治38年5月27日から28日にかけて戦われた当時の史上最大の海戦。次の三つの 理由で記憶の残る戦いであった。 ロシアのバルチック艦隊38隻。うち33隻が撃沈、又は拿捕されたり中立国で抑留された。我が方の損害は水雷艇三隻のみで野球に例えると、まあパーフェクトゲームであったこと。
映画「用心棒」と分岐点にさしかかっている相場の今後(第1057回)
ご存じの黒澤明監督、三船敏郎コンビの名作中の名作。 「用心棒にもいろいろある。 雇った方で、用心しなければならねえ用心棒だってある」という名セリフの時の館内の 大爆笑が懐かしい。 冒頭のシーンがやはり記憶に残る。三つ又の道路のかどで、枯れ枝を投げて方角を決め て歩き出す。その先に一時的ながら半殺しの目に合う未来が待っていることを知らない ままにーー 実は