映画「真実」と私がV字型上昇と信じる理由(第982回)
万引き家族」の是枝裕和監督の第76回ベネッイア国際映画祭のオープニング作品として出品した新作。主演にカトリーヌ・ドヌーヴ、助演にジュリエット・ビノシュとイーサン・ホーク。この芸達者ぞろいで、見ごたえのある作品になった。私は試写会で観たが、周囲でも高い評価の声が多かった。 映画のテーマは、国民的大女優という虚像になってきた主人公にとり、事実よりイメージの方が重要で、その方が彼女にとっての「
【上級者向き】なおドル円と日本株の上昇余地は大きい
2019/10/11 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
基本は債券と中国のバブルの崩壊による資金シフト 史上最大級の台風上陸を間近にし、米中貿易交渉が山場を迎えようとしている時点で執筆しているが、筆者の大局観はほとんど変わっていない。リーマンショック後の世界の景気は、超金融緩和(金利低下と通貨供給増)による過剰投資が牽引し、当初の予想を大幅に上回り、かつ長期(ほぼ10年半)にわたる景気拡大が続いてきた。 通常の景気サイクルではITバブルのように
緊急版「まだまだ続くお愉しみ」第983回 遂に来たドカン!底値は?どうするか?銘柄は?
三谷幸喜監督の最新作で、大ヒット中。主人公は悪徳政治家の主将黒田 (中井貴一)。あまりの非道で支持率2・0%だが、なお地位にしがみついて いる。ついに投石され、その一つが頭に命中、全く記憶を失ってしまう。この ことはごく少数のものしか知らず、政治のド素人が首相としての毎日を送る。 一方、愛想を尽かせた夫人は夫の元から逃げ出し、欧州に行く準備を進め、 まだ首相のハンサムな秘書(ディーン・フジオ