ピーター・ドラッカー「見えざる革命」と米国労働省の新規制がもたらす日本株への巨大な需要(第1091回)
少し前にもこのテーマで書いたがその後さらに確信を深める情報を入手したので、再び述べることにした。 実はこの「見えざる革命」は、私の人生を決めた一冊、と言っても過言ではない。 山一証券経済研究所のNY支社所長時代、冬の雪にとじ込められたある日、偶然手にとって読みふけった。1980年代のことだった。 当時は、米ソ対立の冷戦時代。共産主義(社会主義)の優位性をソ連は宣伝していた
少し前にもこのテーマで書いたがその後さらに確信を深める情報を入手したので、再び述べることにした。 実はこの「見えざる革命」は、私の人生を決めた一冊、と言っても過言ではない。 山一証券経済研究所のNY支社所長時代、冬の雪にとじ込められたある日、偶然手にとって読みふけった。1980年代のことだった。 当時は、米ソ対立の冷戦時代。共産主義(社会主義)の優位性をソ連は宣伝していた
あまりにも著名で世界的に影響力の大きい一流誌の論文にケチをつけるなんてーーと思われる向きもあろう。たしかに我自身が恐れ多いなと感じている。 しかし、最近電話した旧知の米国のマネージャーが、日本株への投資比率を標準より低くしている一因と聞いたので反論する気になった。 順序として七月号の論文を紹介しよう。 題は「中国の台湾侵攻は近いー現実味を帯びて来た武力行使リスク」 内容を
2021/11/15 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
インフレ率が急上昇、引き締めを市場が催促する状況に マーケットには催促相場という言葉がある。利下げが当然視されるような経済環境にあって、中央銀行の決定前に市場が実施を織り込んで、金利や為替の下落、株価の上昇などに動いてしまうような状態を指す。この反対に、利上げが当然視されるくらいに経済が過熱し物価が上昇した場合、利上げを当て込んで相場が動き出すことも当然あるはずで、言わば