「 マーケットインサイト 」 一覧

【上級者向き】目先天井打ちか、いったん調整後出直りへ

投機筋が225先物を集中的に買う、しばらくはポジション整理の下げか 日経225は9月6日の安値から11月9日高値まで4128円・21.4%の急騰を演じた。この間ドル円相場は5.5円の上げにとどまっており、ドル円1円当たり225の変動幅は750円となっている。これはアベノミクス相場開始以来おおむね安定していたドル円1円当たり250円という関係のちょうど3倍である。同期間のTOPIX上昇率は16.8

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【上級者向き】当面上値追いの公算も、一時的下落に注意

中期サイクルが上昇局面、年明けまで基調は強そう 前回の執筆は9月11日。その後衆議院の解散が濃厚となり、ドル円相場も上昇に転じたこともあって、株式市場は本日10月11日までほぼ一本調子の上げ相場となっている。4月17日に始まった株価の中期サイクル(通常4か月前後)の底は9月6日となり、現在は新サイクル冒頭の最も強い上昇が起こりやすい時期にあるためだ。 通常のサイクルの長さなら次の安値は1月

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【上級者向き】戦機次第に熟すも、買い焦りは禁物

米朝軍事衝突も視野に入れつつ、好買い場を待つべし 北朝鮮がミサイル実験に続き水爆実験に成功したとの報道により、北による米直接攻撃のリスクは一気に増大した。ICBM(大陸間弾道ミサイル)による米国への核攻撃は、降下時に発する7千度の高熱に耐える素材がないため、現時点では不可能だが、地上500キロ以上の高空で爆破させ、強烈な電磁波を5000キロに渡って放射し、電力・通信システムや脆弱な電子機器類を麻

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【上級者向き】買い場接近、急ぎ過ぎないことが大事

株価を抑える北朝鮮リスクと米投機筋 9日に北朝鮮がグアム近海を目標としたミサイル実験を検討中と発表したことで、米国の報復?攻撃も含めた軍事リスクが高まったとして、ドルが売られ日本を筆頭に各国の株価が下落している。これまで北朝鮮はレベルアップさせつつ実験を実施しているので、発射を前提に対応を考えるべきだ。しかし今回の実験の狙いは米国からの経済援助と体制存続の承認を獲得することなので、そもそも弾頭(

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【上級者向き】基調は依然強気も一時的波乱を警戒

ファンダメンタルズは上値余地拡大を示唆 前年同期比で4-6月の鉱工業生産指数は5%強の増加、ドル円は3円ほど円安に振れているので、4-6月期の業績は相当良好なものとなるだろう。1-3月期も大方の見通しを上回って着地しており、企業業績には相当強い追い風が吹いていると考えてよい。為替相場にも再び円安の追い風が吹いている。米国、EUが共に量的緩和の修正に動いているのに日銀はなおも緩和姿勢を続けている。

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【上級者向き】2万円付近で揉み合った後、一段高に向かおう

セオリー通りの売られ過ぎからの反転相場 前回号を配信したすぐ後に日経225は18200円台で安値を付け、その後4週間連騰して2万円寸前まで上昇している。1か月前の時点では北朝鮮のミサイル問題とか仏大統領選挙など懸念材料が取り沙汰され、一方では外国投機筋が米国債券買い・ドル売りのポジションを膨らませていた。円高ならば日本株は下がるのが当然と読んで、彼らは日本株先物を売っていたのである。 だが

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【上級者向き】多分この下げは買い場、大崩れの公算低い

投資家の大局観が真っ二つに割れている 3月のFOMCでは0.25%の利上げが決定されたが、その後はドル安傾向となり、債券が買われ株式が売られる状況が続いている。経済実勢に特段の悪い変化は見られないが、オバマケア改廃法案に失敗したことでトランプ政権の掲げていた大幅減税や景気刺激策全般の実現性が大きく後退したことに加え、直近ではシリアの毒ガス兵器使用に対する米国のミサイル攻撃が地政学的リスクの高まり

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