「 マーケットインサイト 」 一覧

【上級者向き】波乱はあっても大崩れなさそう、押し目買い維持

FRB利上げ後は緩やかな円安ドル高が濃厚 来週の米FOMCでは0.25%の利上げが実施されるだろう。これを以てドル買い一巡で円高を見込む向きもいるが、実施されればFRBの基本姿勢が今年中に3回利上げであることが市場コンセンサスとなるのはほぼ確実だ。一方、あと1年余りで総裁任期が満了する日銀黒田総裁は、ほぼ現状の緩和姿勢を維持して、少しでもインフレ目標2%に近づけるべく政策運営を指揮するはずである

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【上級者向き】 トランプバブル継続中、過熱まで売りは我慢

米金利が急反落するまで円安株高は続く 今回の文章はタイトルも小見出しも前回とほぼ同じである。念頭に置いておくべき事実は、日本の株価は為替相場と密接に連動していること、そして今年に限ればFRBが相当強固に利上げを続行するのに対し、日銀はそれに劣らぬほど強固に現在の超緩和政策を継続するだろうことから、日米の金利差は拡大するため、大勢としては円安傾向が続くということである。したがって大局観としては円安

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【上級者向き】 トランプバブル進行中、過熱まで売りは我慢

米金利が急反落するまで円安株高は続く 日経225は米大統領選開票日の11月9日16111円から1か月後の19042円まで一本調子に上げ、18.2%高となっている。TOPIXは1287.39から1526.97まで18.6%高、ドル円は101.19円から115円まで13.6%高。9日の夜間でドル円は115.4円、225のCFDは19200円まで続伸しており、上げは継続中である。 米国株価の動き

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【上級者向き】 トランプ大統領で金利為替トレンドが一変

予想外の結末も、最終的にリスクオン地合いに 世界の市場は直前までクリントン氏当選を見込んで動いていたが、最後の最後でトランプ氏が逆転勝利を掴んだ。選挙速報の入ってきた9日昼時点でオープンしていた主要市場は日本だけだったが、そこにヘッジ需要が集中したため一時的にドル円は101.2円、225先物は16100円まで急落する場面があったが、14時過ぎからNYダウ先物とドル円が下げ渋ったところから市場の空

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【上級者向き】 米大統領選ほぼ決着、しばらくリスクオンの地合いに

トランプ氏が自滅、米国利上げの公算強まる 過去1か月間、東京株式市場は多くの不透明要因を消化しながら総じて強含みで推移してきた。TOPIXは9月15日1296まで下げたが8月安値より9ポイント上で下げ止まり、10月11日には6月初以来の高値1362まで挽回している。この間ドル円は102円前後で推移していたが、直近では原油価格の反発と米国長期金利の上昇により、104円付近まで戻してきている。

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【上級者向き】 じっくり安値を拾うべき時期

いずれにせよ米国は年内一度利上げしよう ドル円相場の下値が固まってきたようだ。99円台でダブルボトムを付けた形になっており、中間の高値の107円を突破するようなら再び長期円安トレンドが再開する。ただし日柄的に来年3月までは本格的なトレンドが生じる公算は低い。 最大の理由は米国の利上げ姿勢が鮮明になってきたこと。部分的に弱い指標が混じるが、米国経済は順調に推移しており、ほぼ完全雇用で時間当た

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小型のサマーラリーはありうるが高望みは禁物

BREXITを乗り越えて米国株は史上最高値を更新 英国国民投票でののEU離脱は全くの予想外であったが、当日為替や株価が大波乱になったものの、日を追うにつれて冷静な見方が浸透し、3週間経った現在ではNY株価が史上最高値を更新するに至っている。世界のGDPに占める英国の比率は2%程度、EU脱退と言ってもユーロには参加しておらず、加盟により貿易や人的交流面での優遇が失われる英国が自殺点を蹴り込んだ程度

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