「 木村喜由 」 一覧
当面幅広いレンジで上下動、吹き値はひとまず売り
木村喜由のマーケットインサイト
2015/10/16 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
前回号以降、株式市場は一時急落し、9月29日にTOPIXは1371.44、日経225は1万6901円まで下げる場面があったが、その後は続騰して10月10日(金)にそれぞれ1515.13、18438円で高値引けした。 TOPIXは安値から10日で10.5%の急反発である。 米国の利上げスタンスが決まらないので市場が右往左往 この間、ドル円相場は1㌦=120円を中心に上下50銭の非常に狭いレンジ
不透明感強く波乱は続く、米利上げもしばらく延期
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2015/09/15 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
中国不況は長期化の様相 先月、中国経済の先行き懸念から世界市場大荒れの前兆と書いたが、その後の市場は大波乱の展開となった。日経225は8月11日高値から9月8日17415円まで16.85%、TOPIXは8月25日安値まで17.14%下落した。ドル円相場も8月24日の夜一時116.25円まで下落する場面があった。 中国経済の悪化は信頼性が乏しいGDP統計以外のあらゆるデータか
世界景気は減速しそうだが米国は連続利上げへ
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2015/08/13 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
日本の株式市場は堅調だが、世界的に見ると大荒れの前兆現象が見られ、先行きは楽観できない。 前回述べたように、世界のマーケットは重要な転換点を迎えようとしつつある。原油など鉱産物価格は泥沼の下げとなっているが、それが中国景気の悪化を示唆していることは明らかだ。米国株価は高値圏を維持しているが、昨年末の終値を割ってきた。シンボルであるアップル株の下げが意味するところは重要だ。 日本株の最近