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もしトラのリスクが低下、長期円安を遠望すべし
長期円安トレンドに変化なし、資金シフトは必ず起きる 7月SQ以降の9週間で外国人は現物先物合計で推定5兆8千億円売り越している。TOPIXは2895から執筆時点の13日9時15分2577までほぼ11%の下落。この間ドル円は158.2円から141.2円、ほぼ11%下落しており、ドル換算TOPIXはほぼ横ばいだった。海外年金等の大型投資家にとって日本株を積極的に売買する理由はなく、莫大な売り越し
映画「レッドクリフ」と中国経済危機の本質。今後四〇年は「国運」は下落。代わりに日本の興隆
2024・9・8(第1237回) <エイベックス・ピクチャーズより> 中国の三国時代に実際にあった「赤壁の戦い」を二部構成、5時間の大作である。実際の戦いは西暦208年。監督ジョン・ウーは1800年の区切りに合わせ公開した。いま見てもまことに面白い。一見に値する。 もちろん、この作品は羅貫中の「三国志演義」をベースにしている。わが国では吉川英治、宮城谷昌光、北方謙三など
新高値更新の金先物価格。本命・小泉進次郎候補にクラ替えした私の調査
2024・8・25(第1235回) 本当なら亡くなったアラン・ドロン氏の出演作をとり上げるところだが「太陽がいっぱい」も「冒険者たち」も取り上げてしまっているので、今回は見送り、合掌。 さて、第一のテーマの金先物価格である。COMEXは8月16日、19日、20日と3日つづけて史上最高値を更新した。 <みんかぶより> 8月5日には利食い売りで2402ドルだったから、
G・ガルシア・マルケス「百年の孤独」とバフェット弱気に対し、私の強気の理由。ポスト岸田をどうみるか
2024・8・18(第1234回) <アマゾンより。病床でも読書してます!> 私は相変わらず病室の中だが、息子夫婦たちがちょくちょくきてくれるし、亡妻扶美子が夢の中に出て来るので、淋しくはない。昨夜なんか、笑いかけてくれた! 余禄もある。糖尿病患者の重視するHbA1C(ヘモグロビンA1C)が6.8%になった。6月は7.4%。正常値の6.2%まであとひと息である。
日米で市場トレンドは異なる、基本は逆張り
8月初旬の暴落は投機筋の仕掛け、大勢に変化なし TOPIXは8月最初の3日間で2800から2206まで急落、5日の下落幅は過去最大となった。7月11日の高値からは25.1%の下落率であった。一応、これと並行してドル円も161円台から20円下落していたので、これを悪材料として下げたという解釈も可能だが、正解とは言えない。 最近はドル円と米10年債利回りの連動性が高かった。だが利回りの方は
映画「招かれざる客」と各方面で展開しつつある“対立”。当面モタつく東京株式市場の行く末。そして「オルカン」。
2024・8・11(第1232回) はじめにおわびを申し上げる。私の病名は「包括的慢性高度下肢虚血(CLTI)」で7月7日付の「下肢閉塞性動脈硬化病」ではない。全く私のカン違いだった。 1年以内の生存率は85%。最後は狭心症、動脈硬化症でまあ5~6年らしい(少々怪しげだが)。 “対立”がないとドラマにならない。米中対立、ロシア対NATO(又はウクライナ)、白人対黒人、トランプ対
清原達郎「わが投資術」のすばらしさと「日本株ショーテッジ」の時代の到来
2024・7・28(第1231回) 7月24日は亡妻扶美子の三周忌。しかし入院中のこととて、出席はかなわず残念この上ない。 ただ、夢の中に出て来てくれたのがわずかに救いになった。たまらなく淋しい。 さて、今回はいつものような映画はなし。代わりに感銘を受けた本をご紹介する。 その著者は「清原達郎」という人で、まだ会ったことはない。しかし、日本一の長者になったことで知られてい