「 中級 」 一覧

「川中島の戦い」とまだ絶えないインフレ再燃と日本国債紙クズ説を検討する (第1048回)

 余りも有名なこの合戦は、武田・上杉双方の作戦の予想比べの面と、信玄と謙信の直接の戦いという勇壮な面が共存している。私にはワクワクする位面白い。  この戦いを取り上げた井上靖の「風林火山」や海音寺潮五郎の「天と地と」は、映画にもなったし、NHKの大河ドラマとなった。  簡略に「川中島の戦い」の推移を述べる。 1万3千人の上杉勢は妻女山、2万人の武田勢は海津城に立てこもって、膠着

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映画「日本のいちばん長い日」とグローバル投資と配当収入で豊かな老後(第1047回)

 半藤一利さんが亡くなった。合掌。代表作の一つがこの「日本のいちばん長い日」だろう。二回映画化され、阿南陸軍大臣の役は、一回目が三船敏郎、次が役所広司。私にはやはり三船さんの方が軍人らしかった。  私は昭和10年生まれで、あの戦争の悲惨な面しか記憶はない。深川の昔の家は3月10日の東京大空襲で焼失、集団疎開していた私のクラスメートの半分以上は、 家族の一部ないし全部が亡くなった。そして戦後

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「長篠の戦い」と陰謀にひっかかったトランプ。NY新高値のワケと落とし穴 (第1046回)

 私は民主党が中国共産党と通じて、トランプ打倒を目論んでいることを、何遍もこのブログで述べてきた。  ドミニオン社の集票ソフトが、持ち株会社を通じて間接的に中国の支配下にあることを例とした。 ところが今回は「間接的」ではなく、まさに直接にトランプ大統領その人の政治生命を断とうとしている。  例の共和党ファンの議事堂乱入事件も、極左的団体でトランプ大統領がテロ組織に認定したアンテ

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映画「裏切りのサーカス」と、1月6日に米国で発生するバイデン無力化と、菅首相へのマスコミ叩きの背景。それにNYと日経の予測 (第1045回)

 最近亡くなったジョン・ル・カレの全盛期の傑作の映画化で、2011年の作品。私は小説も映画も傑作と思うが、村上春樹さんは「スクールボーイ閣下」を最高傑作と断じている。まあお好みだが。冷戦時代の英国情報部がソ連からの二重スパイが首脳部にいるのを摘発する話。  主役のゲイリー・オールドマンが演じたスマイリーは、アカデミー賞男性主演賞候補になった。ベニス国際映画祭で、大好評だった。

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幸田昌則の不動産耳より情報<2021年1月号>

ここだけ読んでも役に立つ 今月のポイント 1.コロナ禍で、住宅の需要は一時的に高まったが、景気の悪化が足を引っ張る。 2.関西圏でも、より広い中古マンションを求める動きが強まっている。 3.テレワークを実施しているのは大手が多く、オフィス需要の減退を招いている。 最近の話題 2020年は、コロナで始まり、コロナで終わったが、第3波の感染拡大が続き、政府の「GOTOトラベ

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ヒッチコック「北北西に進路をとれ」とジョージ・ソロスとトランプ落選をもたらしたドミニオン社との深い関係。それにこの相場の買い時 2020・12・20 (第1043回)

ご存じヒッチコックの名作中の名作。一生のうちに必ず1回は観ることをお勧めする。とくにサスペンスにユーモアを散りばめて、少しも先行きが読めない。名匠独特の話術に酔うのは、大きな楽しみだ。  NHKのBSで放送された「バルカン超特急」やドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」で有名な「知りすぎていた男」と同じ型。つまり「巻き込まれ型」で、何でもない普通の男が、ひょんなキッカケから大事件に巻き込まれ、大

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ロバート・B・パーカー「失投」とトランプ氏最後の賭けの失敗と私が2021年で儲けなければ一生ダメ、という理由 (第1042回)

 もう85歳で体力がないので、往年の思い出だが、30年代後半~50代まで、私は月に40冊の本を読んでいた。兜町の千代田書店の大お得意様だった。「MUST本」と自分で呼んでいた経済、市場関係の本、月1,2冊の英語の原書。それに“息抜き”としてのアメリカの探偵もの。  とくにガードナーのペリー・メイスン・シリーズ。毎月早川書房から出るのを心待ちにして、往復の電車で読んだ。パーカーの小説もおんな

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