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新型コロナ、我々の真の敵は無知と愚か者の過剰反応

10-12月期決算は意外に健闘していたとの見方を再確認 本日で225銘柄の決算は223社が終了、ほぼ完了した。四半期利益合計は5兆8143億円・前年比18.1%減で、この数字だけ見ると不振だったということになるが、消費税率引き上げの反動減が一番大きく出る時期で、この期の鉱工業生産が6.3%減っていたという事情と、大型の減損処理を敢行した企業が多かったこと、ソフトバンクグループ(SBG)の低迷

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上昇余地残すも、リスク要因が顕在化

中国景気リスク、トランプ敗北リスクを警戒すべき段階に 前回は「破断界」という言葉を用いて状況が急激に変化する局面が接近しているので、警戒姿勢を強めるよう書いた。念頭に置くべきリスクとは、中国の金融崩壊から急激な景気後退に至るリスクであり、もう一つは米国大統領選挙でトランプ氏が負けることである。なぜなら民主党候補は全員公約に大幅な増税を掲げており、誰が勝っても18年から実施された大幅な法人減税

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週明けの株価がいつも安いのはどうして

それはね、週末の前週末の米国株がいつも安いからだよ 新型コロナウイルスの死者が900人超となったが、死者は武漢周辺に集中しており、その他の地域で死んだ人はごくわずかである。現時点で、厳密な新型ウイルス感染の厳格な判定を実施しているのは武漢市中心部と日本のごく一部だけで、これを前提におおまかな病勢の広がりの現状を推測してみたい。 中国疾病予防センターは12月中旬時点でヒトからヒトへの感染

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米民主党代表レース、ダークホース浮上で面白くなった

アイオワ州は中道派若手のブティジェッジ氏が勝利 今年最大の注目点である大統領選挙で、最初のヤマ場となる民主党アイオワ州集会は、下馬評では4番手と見られていたブティジェッジ氏が微差でサンダース氏を抑え、勝利した模様である。集計ソフトに深刻なトラブルがあったため再集計されるらしいが、十分時間を掛けて出された結果なので逆転の可能性は低いだろう。 筆者は過去30年余りアンチ共和党である。基本的

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新型コロナウイルス、5年後には普通の風邪の扱いとなろう

新たなウイルスが誕生するのは不可抗力、知恵を絞ってやり過ごすしかない 本日も日本のメディアは新型コロナ一色である。幸いなことにこのウイルスは伝染力も病原性も激烈なものではなく、感染者・死亡者とも原発地の武漢周辺に集中しているおかげで、日本国内への影響は最小限に抑えられている。再び幸いなことに、コロナウイルスについてはSARS、MARSのおかげでかなり研究が進んでおり、生態や振る舞い方が類似し

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予想外に10-12月期決算は良好

純利益は開票率38.6%で前年同期比13.8%増益 新型コロナで大騒ぎしている(50年前ならトヨタの新モデルの話と誤解されたはずだ)ために注目は薄いが、実は決算発表がたけなわで、ここ2日が前半の山場。225銘柄は本日で85社が発表を終え、時価総額では38.6%をカバー。注目度の高い大手自動車はまだだが、利益寄与度の高い通信大手、銀行、薬品はあらかた出揃っており、全体の動向を示すとされる安川電

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「配当性向重視の銘柄選好を強めよう」投資の羅針盤 岡部 陽二

株式の長期投資にあたって、もっとも重要視するべき要素の一つは、配当である。配当が高い株は「高配当株」と呼ばれて長期保有され、資金が抜けにくいことから株価の安定的な伸びも期待できる。 では、企業はいったいどのくらい配当を重要視するものであろうか。 企業の姿勢を映す指標が「配当性向」である。稼いだ利益のうち、どのくらいの割合(%)を配当に回しているかを示すもので、次のように算出され

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