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基本の話by前田昌孝(第28回、5月に売って去れ)

米ウオール街の格言 2024年も早くも5月に入りました。暑くもなく寒くもなく休日を過ごすには最適の季節ですが、株式投資ではなぜか売り時だと考えられています。米ウオール街には「5月に売って去れ(セルインメイ・アンド・ゴーアウェイ)」という格言があります。理屈では説明できない経験則はアノマリーと呼ばれますが、投資家はどう付き合ったらいいのでしょうか。 アノマリーは少なくとも経験則では高い

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映画「ウォーターワールド」と今回のウラ金騒ぎの真相。2025年からの「上り坂」の背景。今回の「ドカ」「反騰」の行方

2024・4・29(第1223回) <オールムービーより> 1995年当時人気絶頂だったケヴィン・コスナーが主演・製作したが、大コケした作品として知られる。北南極の氷が溶けて全世界が水面下におち入るというSF。 いまではこの前提自体、全く間違っていたことが知られている。 キヤノングローバル研究所の研究主幹、杉山大志さんは素晴らしい人で永らく知己を頂いている。この杉

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映画「七人の侍」と21世紀後半に消える仕事、残る仕事。この下げの底値と反発の時期。またインド関連の有望銘柄。強気でいい理由。

映画「七人の侍」と21世紀後半に消える仕事、残る仕事。この下げの底値と反発の時期。またインド関連の有望銘柄。強気でいい理由。 2024・4・21(第1222回) <ウィキペディアより> 「今回も負け戦じゃったな」と島田勘兵衛(志村喬)が言う。7人のうち4人は失ったものの、40人の野武士を全部やっつけるという快挙をなしとげた。加東大介、木村功がはてな? という顔をする。「

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ヨハン・ゼバスティアン・バッハの復活と拙著『日本経済大復活』との共通性。そして目先の投資の名案

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの復活と拙著『日本経済大復活』との共通性。そして目先の投資の名案 2024・4・14(第1221回) ベートーヴェン、ブラームスと並んで「ドイツの三大B」といわれる大作曲家は、死後80年間、忘れられていた。 復活したのは1829年、メンデルスゾーンが「マタイ受難曲」を上演した。これが契機となって、1200曲をこえる巨大な作品群が次々と上演された。

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映画「オッペンハイマー」と日米の金融資産に於ける巨大な較差。2025年から始まる日本経済の黄金時代。そして銘柄

映画「オッペンハイマー」と日米の金融資産に於ける巨大な較差。2025年から始まる日本経済の黄金時代。そして銘柄 2024・4・7(第1220回) <映画HPより> 大ヒット中。それはそうだろう。作品賞、監督賞はじめ7部門でアカデミー賞を獲得した力作だ。日本人の私としては、広島・長崎の大被害を知っているので複雑な気持ちになるのだが。 第二次大戦でドイツのヒトラー政権

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出生数・婚姻数アップをCSR〈企業の社会的責任〉の柱に

厚労省が本年2月27日に発表した2023年の出生数(外国人を含む速報値)は75.8万人で、前年から5.1%減少、史上最少を更新した。減少のペースも予想より速く、この傾向が続くと35年にも50万人を割る。 6月に発表される23年の合計特殊出生率は、前年の1.26からさらに下がって、1.20程度になる見込み。 婚姻数も48.9万組とコロナ禍下での減少の反動で増えるのではとの予想を裏切って、

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基本の話by前田昌孝(第27回、終了!日銀ETF買い)

日銀が3月18~19日の金融政策決定会合で、株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れ政策を終了すると決めました。すでに2021年4月以降、積極的な買い入れをやめていますから、株式相場への影響は特段ありませんでしたが、15年間にわたったこの政策はいったい何だったのでしょうか。改めて振り返ってみます。 買い入れ枠は12兆円まで拡大 ETFの買い入れが始まったのは、白川方明総裁時代の

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