「 マーケットEye 」 一覧
映画「裏切りのサーカス」と、1月6日に米国で発生するバイデン無力化と、菅首相へのマスコミ叩きの背景。それにNYと日経の予測 (第1045回)
最近亡くなったジョン・ル・カレの全盛期の傑作の映画化で、2011年の作品。私は小説も映画も傑作と思うが、村上春樹さんは「スクールボーイ閣下」を最高傑作と断じている。まあお好みだが。冷戦時代の英国情報部がソ連からの二重スパイが首脳部にいるのを摘発する話。 主役のゲイリー・オールドマンが演じたスマイリーは、アカデミー賞男性主演賞候補になった。ベニス国際映画祭で、大好評だった。
ヒッチコック「北北西に進路をとれ」とジョージ・ソロスとトランプ落選をもたらしたドミニオン社との深い関係。それにこの相場の買い時 2020・12・20 (第1043回)
ご存じヒッチコックの名作中の名作。一生のうちに必ず1回は観ることをお勧めする。とくにサスペンスにユーモアを散りばめて、少しも先行きが読めない。名匠独特の話術に酔うのは、大きな楽しみだ。 NHKのBSで放送された「バルカン超特急」やドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」で有名な「知りすぎていた男」と同じ型。つまり「巻き込まれ型」で、何でもない普通の男が、ひょんなキッカケから大事件に巻き込まれ、大
大変動の予兆が多く見られる
2020/12/21 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
ドル現金からの資金移動が全面高を生んでいる 最大のイベントである米国大統領選が終わったが、トランプ氏が最後まで負けを認めず、一方で米国のコロナ感染者が急増しているため、筆者が想定したよりもバブル相場が延長している。本来なら来年後半の経済正常化・財政金融フル支援の停止を見据えて、債券利回り上昇、新興国・新興企業株への資金逆流が起こるはずだったが、いいとこ取りの楽観的な気分がまだ世界