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映画「海辺の映画館キネマの玉手箱」と世界同時食料連鎖 危機、そして9月の株安(第 1025回)
去る4月に亡くなった大林宜彦監督の遺作で、3時間の大作。私の大好きな中原中也の詩が10回くらい入ったのが、うれしかった。大林ファンには特に楽しい作品に違いない。 ストーリーを簡単に。尾道の海辺にある映画館「瀬戸内キネマ」が閉館。最終日のオールナイト興行「日本の戦争映画大特集」を見ていた三人の若者は、突如として劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界に入り込んでしまう。 江戸時
コロナ対策が招いたバブル相場、楽観は禁物
2020/08/15 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
主要株価の相対レシオ、米債券の反落は急変の前兆か 前回号は7月13日の日米主要指標に基づいて執筆、今回は8月13日(米国は前日)を基準に書いている。この間、筆者が最も注目する動きは米国の債券とドル円相場、日米の主要株価指数間の相対レシオ(NT倍率およびダウNASDQ比率)が8月3日前後に頂点を打って反転したことである。 前号からNYダウは7.25%、NASDAQは5.98%上昇したが、
映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」にバイデン当選と信じさせられているマスコミとNY株高のナゾ(第1024回)
再び映画館への禁断症状が出かけたので、慌てて観に行った。何を隠そう私は長い間、長澤まさみの演技力に惚れているので、前回も封切後すぐ観た。今回の作品のほうがダントツにいい。ウンと楽しめる。お勧めできる。 ストーリーは込み入っているし、結末は書けない。単に、詐欺師の物語だから、ダマしあいですヨ、としか書けない。 ブログの本題に入る前に、お詫びを申し上げなくてはならない。前回、私は岡