「 マーケットEye 」 一覧

米国株価、超大型クラッシュの予感

金星逆行の典型的ネガティブな暗示が出揃う 5月13日から金星の逆行が始まっている(6月25日まで)。今年はすでに3月20日頃までに記録的な急落があったので(NY原油においては大幅なマイナスになる場面も)、平穏に終われるかなと思っていたのだが、どうもそうは問屋が卸さないようである。しかも悪材料は一つや二つじゃない。それぞれのスケールも非常に大きく無事で済むとは思われない

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株高はSQ決済を狙った買い仕掛けの公算大

リスクが高い状況では、強弱どちらにも理由が付けられる 日経225は3月安値から2か月半で40%高、NYダウは45%の歴史的急騰となっているが、まだ終わっていない。クライマックスはおそらく来週だ。相場は短期投資の売り方と買い方が相撲を取っているようなものであることを、肝に銘じておいてほしい。 勝ち目の多い側は徹底的に相手を不利な状態に追い込もうとしてあらゆる手段を用い

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TVドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」と米大統領選の展開と株式市場の意外高予想 (第1014回)

 W0WW0WでこのTVドラマのシーズン1が5月から始まった。見損なった向きには、6月1,2,3日で12回まで放映されるので、お勧めしたい。シーズン1の最終回は6月5日。直後の深夜からシーズン2が始まる。  2013年1月にこのTVドラマ放送が始まった時の人気のすごさは、 訪米したときに友人たちから聞いた。監督のD・フィンチャー、主演ケヴィン・スぺイシーの人気もさることながら、やはり

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新型コロナ、真剣にファクターXを見ろ。対策はすでにある

日本で感染者数も死亡率も低い理由は存在する 日本の新型コロナ対策が、常識的な感染症対策としては検査も隔離体制も穴ぼこだらけにも拘らず、結果として感染爆発も医療崩壊も起こらず、先進国中ではダントツの好成績であることは、世界中の専門家から不思議がられている。統計学的にも見て何も原因がないとは考えられないが、これを山中伸弥教授がテレビで「ファクターX」と呼んだことから、真剣にそれが何か

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コロナ対策は七難隠す

本来やる必要のなかった緊急事態宣言、解除で都市部の飲食店から安堵の声 本日で緊急事態宣言が解除されるが、軒並み数千、数万人単位で死者が出ている海外の状況と比較したら政府や自治体、メディアの対応は大げさすぎ、まさに鶏を割くのに牛刀を持ち出したというのが4月上旬の宣言当時の筆者の感想である。今夏の東京五輪開催に前向きだった小池都知事が、延期が確定した途端にコロナ危機を煽る戦略に転換し

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ベートーヴェン「クロイツエルソナタ」とこれから始まる好循環、外人機関投資家の5G関連買い開始、そして「倒習」の現実味(第1013回)

 ベートーヴェンの最高の作品の一つ。1803年にこの曲で初演されたのは5月24日。このブログの日付と一緒なのも理由だが、もうひとつ。この曲が強い印象を与えるため、ほかのジャンルでもこの名をつけた作品が広まっている点だ。  「ほとんど協奏曲のように」と書き込みがある通り、きわめて雄大な曲。どこかで聞いたのだが、西洋音楽を聴いたことがないチベット人に何曲か聞かせたら、このソナタが一番エキサイト

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コロナ禍から9月入学移行は瓢箪から駒

足元の景気業績の悪さも、コロナ禍の一巡も織り込み済み ブラジルなど南半球で患者・死者の増加が顕著だが、猛威を振るった新型コロナも北半球全域で鎮静化に向かいつつある。米英の日々の死者数はまだ千人台、300人強と多いが、イタリアやスペインは100人強となり新規感染者も減少。ドイツ、ベルギー、オランダなどは50人内外となった。退院者数も増加しており、世界の累計感染者数÷退院者数は2.6

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