「 今井澂 」 一覧

村上春樹「街とその不確かな壁」と金価格2倍増の理由。(第1169回)

村上春樹「街とその不確かな壁」と金価格2倍増の理由。2023・4・23 (第1169回) 6年ぶりの新作で、1200枚の長編。3部編成で、私はほとんど徹夜して読んでしまった。「何て面白い小説なんだろう!」と久しぶりに読書の楽しみを味わった。ストーリーは省略する。主人公の17歳から47歳までの物語とだけ言っておこう。 第2部に、死んだ、図書館長の幽霊が、ベレー帽を被り、スカート

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映画「用心棒」と迫り来るインフレ。オンス3855ドル目標の金価格。それにW・バフェットの新しい動き(第1168回)

「用心棒にもいろいろあるさ。雇った方で、用心しなきゃなんねえ用心棒だってある。」 ご存知三十郎の迷セリフ。場内がワッと大笑いしたのが記憶に残る。対立する2組のヤクザを互いに戦わせて、自滅させるというストーリーは有名だから、ご存知だろう。 黒澤明という天才の功績は偉大だ。この「用心棒」が「マカロニ・ウエスタン」という分野を生み、クリント・イーストウッドという俳優をTV「ローハイ

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映画「生きる LIVING」とトランプ再選の可能 性。米企業収益悪化が抱く日米「ドカ」。 (第1167回)

映画「生きる LIVING」とトランプ再選の可能性。米企業収益悪化が抱く日米「ドカ」。 2023・4・9 (第1167回) あの黒澤明の名作をノーベル賞作家のカズオ・イシグロがリメイクした。こう聞くと「さぞかし感動するだろう」と誰しも思う。 しかし、現実は___。まつたく盛り上がりのない作品で、 私は少しも感動しなかった。 ストーリーはご存知の通り。役所の市民課に

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禅語「白馬蘆花に入る」とリーマン危機と今回の比較。そして8月下旬の「ドカ」(第1166回)

言葉で云い現せない禅の体験を、苦心して云い現わそうとする言句のことを「禅語」という。 表題に使った「白馬蘆花に入る」は「蘆」(アシ又はヨシ)で、白い小さな花を咲かせる。そこに白い馬が入ると見分けがつかない。そのココロは、1つの道に黙々と徹する姿は実に美しい、というもの。 しかし私は、2008年のリーマン・ショックと今回の金融危機は、同じ「色」であり、これから起きる危機もまた同

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映画「エブエブ」とジョージ・ソロスの「ウクライナ2」そして中国の大苦境。「3月のドカ後の作戦」(第1165回)

今年度のアカデミー賞に「エブエブ」が作品賞、監督賞、主演女優賞など7冠の圧勝。「エブエブ」とは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の略。 私は自分の頭がオカシイのではないかと思って、実は、2回観た。映画好きの友に「実は全くわからなかった」と云ったら、「皆が、あんな凡作がどうしてアカデミー賞レースで圧勝したのか?と聞かれて困っている。」と。 それもそうだろう。

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映画「フェイブルマンズ」と欧米の銀行の破綻。(第1164回)

高値比半分になった小麦、そして今回の「ドカ」の行方 人間、歳をとりたくないものだ。誰でも加齢による創作力、発想力が衰えると、必ず自伝的な作品に逃げ込む。アカデミー主要7部門でノミネートされても1部門しか取れなかった。おすすめしない、退屈だから。 今回もシリコンバレーバンク(SVB)その他2行破綻は、急成長の反動と運用の失敗。SVBは2020年末に1160億ドルの預金額を、2021年末

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映画「ひまわり」とウォール街のウクライナ停戦を読んだ新しい動き。投資作戦としてW・バフェットを参考に。(第1163回)

名作「ひまわり」のストーリーは、あまりにも有名なのでここでは書かない。愛する夫を探すヒロインをソフィア・ローレンが演じ、ロケ地はウクライナ中部の農村。従って今後導入部にウクライナのことを書くときは「ウクライナ2」と書くことにする。 わがビジネス・パートナーのSAIL代表 大井幸子さんによると、ウクライナ休戦または停戦を当て込んだ動きが、ウォール街にある、という。 J

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