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中期サイクル安値を迎えた。いったん急反発
2016/02/18 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
(2月14日配信) 中国懸念に欧州金融不安 リスクオフの売り殺到 2月12日までの動きは一方的なリスクオフ相場だった。皮肉にも、本来なら円安株高に作用するはずだった1月末の日銀のマイナス金利導入策は、売り方には絶好の戻り売り場面を作った格好となり、その後の下げが大幅となったことで、金融派生商品の買い方の強制的処分売りを誘発し、記録的な急落の引き金となった。 日経225
怖い新年だが安値拾いの好機か、急ぎ過ぎないこと
2016/01/12 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
前回号発行時(12月11日)の日経225は19230円だったが、1月8日はほぼ17,700円、シカゴ先物は17,280円で終わっており、ほぼ2,000円の大幅安に見舞われている。前回号では18,000円以下への下振れの可能性が高いとしておいたし、原油価格下落による産油国の国富ファンド(SWF)の換金売りも予想通りであった。ドル円相場も円高方向への揺り戻しに警戒としていた。 中国減速でヘッジファン
米利上げ後はドル強気筋の利食いで円高も
2015/12/14 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
前回号発行時は日経225が2万円手前だったが、資源価格安により途上国景況感悪化、デフォルト懸念が強まっているため、今後は反動安に警戒、割安感の強い銘柄以外ポジションを落としたいと書いた。その後、一時2万円に乗せる場面もあったが、本日(11日)のメジャーSQでは19000円割れとなった。 米利上げはゆっくりと、円高株安に要警戒 今後の焦点は来週の米国FOMCでの利上げだが、実
米国利上げ接近、資源国途上国のデフォルト警戒
2015/11/15 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
ドルが有料化[/caption] 10月の米国雇用統計が非常に強い内容だった上に懸念された中国不安が後退したこと、さらに世界的に株価が堅調だったことから、米FRBは12月16日のFOMCでFFレート誘導水準を0.25%引き上げる公算が非常に強くなった。本来なら1年ほど前に利上げしてもおかしくない情勢だったが、議長交代やギリシャ、ウクライナ、中国と微妙な要因が相次いだため
当面幅広いレンジで上下動、吹き値はひとまず売り
木村喜由のマーケットインサイト
2015/10/16 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
前回号以降、株式市場は一時急落し、9月29日にTOPIXは1371.44、日経225は1万6901円まで下げる場面があったが、その後は続騰して10月10日(金)にそれぞれ1515.13、18438円で高値引けした。 TOPIXは安値から10日で10.5%の急反発である。 米国の利上げスタンスが決まらないので市場が右往左往 この間、ドル円相場は1㌦=120円を中心に上下50銭の非常に狭いレンジ
不透明感強く波乱は続く、米利上げもしばらく延期
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2015/09/15 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
中国不況は長期化の様相 先月、中国経済の先行き懸念から世界市場大荒れの前兆と書いたが、その後の市場は大波乱の展開となった。日経225は8月11日高値から9月8日17415円まで16.85%、TOPIXは8月25日安値まで17.14%下落した。ドル円相場も8月24日の夜一時116.25円まで下落する場面があった。 中国経済の悪化は信頼性が乏しいGDP統計以外のあらゆるデータか
世界景気は減速しそうだが米国は連続利上げへ
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2015/08/13 | マーケットEye マーケットインサイト, 木村喜由
日本の株式市場は堅調だが、世界的に見ると大荒れの前兆現象が見られ、先行きは楽観できない。 前回述べたように、世界のマーケットは重要な転換点を迎えようとしつつある。原油など鉱産物価格は泥沼の下げとなっているが、それが中国景気の悪化を示唆していることは明らかだ。米国株価は高値圏を維持しているが、昨年末の終値を割ってきた。シンボルであるアップル株の下げが意味するところは重要だ。 日本株の最近