「 マーケットEye 」 一覧

インバウンド復活を軸に4万5000円に向かって走り出した日本株。明年の米国大統領選挙の予想

インバウンド復活を軸に4万5000円に向かって走り出した日本株。明年の米国大統領選挙の予想 2023・6・25(第1178回) 先々週のこのブログで私は、とりあえず目標として3万3000円を挙げ、これは達成された。ごく目先は一休みあって、次の目標3万6〜7000円にゆくだろう。 ここ何回か、私は講演会を開いた。限定されたメンバー向けで、数はそれほど多くない。 しかし、大多

続きを見る

映画「怪物」と私にとって嬉しいニュース3つ。それにジョージ・ソロスのウクライナ戦争についての分析

映画「怪物」と私にとって嬉しいニュース3つ。 それにジョージ・ソロスのウクライナ戦争についての分析 2023・6・18(第1177回) 「何だ、これは『羅生門』じゃないか」と私は思った。違いは分かりにくいことだけ。賞はもらったらしいが、私にははっきり言って、凡作としか思えない。 「ブタの脳を人間に移植したら人間は?人間?ブタ?」とか、面白いセリフは随分ある。しかし

続きを見る

映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」と、3万円大台を達成しても動かない個人投資家

映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」と、3万円大台を達成しても動かない個人投資家 2023・6・11(第1176回) WBCの優勝は野球を知らない人まで野球ファンになったと言われるほど、日本人全体がトリコになった。 結末は分かっていても、楽しい話は何べんでも聞きたい。今回の侍ジャパンの「世界一」話が映画になったが、やはり館内は満員だった。 準優勝の負けゲーム

続きを見る

ウクライナ戦争は総力戦、世界は全く新しい局面を迎える

支援が多いウクライナに負けはない、ならばプーチン政権が崩壊する 20世紀になってからの大規模な戦争は、すべて国家の資源、人員を可能な限り投入する国家総力戦となっている。当然、動員される側の国民にとっては著しく重い負担が課され、場合によっては非人道的、非人間的な行動を強要される。勝てればまだよい。国家の存続のためには、あの犠牲は仕方なかったのだと自分を納得させることができるし、場合によっては戦

続きを見る

財政で合意も財政の崖と信用収縮が襲い掛かる

合意したらしたで追加利上げとクラウディングアウトが待っている ※本記事は木村 喜由の『マーケット通信』Vol2080(有料)より限定公開しています。 先週末以来日米株価が大きく上がっているのは、米国で民主党・共和党の財政上限問題で原則合意が成立する見込みとの報道が真実と受け取られたからだ。これまで、この問題で米国市場が大きく反応した様子は見られなかった。ドルも債券相場も株価も、それが

続きを見る

映画「岸辺露伴 ルーブルへ行く」と、米国を襲う「財政の壁」と8月の「ドカ」一方、空前の大商いで「ド」は終わりの日本株。4万5千円へ

映画「岸辺露伴 ルーブルへ行く」と、米国を襲う「財政の壁」と8月の「ドカ」一方、空前の大商いで「ド」は終わりの日本株。4万5千円へ 2023・6・4(第1175回) 大ヒットして3日間で100億円を稼いだ、とか。特別な「黒」を追求する漫画家が主人公。これに雑誌社の女編集者がカラむ、やりとりが面白い。 ストーリーはネタバレになるので省くが、原作を知らない私でも楽しめた。

続きを見る

少子化克服は企業の働き方改革で ~企業別の出生率開示義務化を急げ

岸田首相は「異次元の少子化対策」を内政面での最重点の政策として掲げ、本年4月1日には「こども家庭庁」が発足した。ところが、「異次元」とは何か、国会やマスコミ上の議論を見るかぎり、さっぱりわからない。 2022年の出生数は統計を取りはじめた1899年以来初めて80万人を割り込み、足元で少子化の弊害はますます深刻化している。この先さらに少子化が加速すれば、労働力不足が深刻化し、社会保障制度の維持

続きを見る

PAGE TOP ↑