「 マーケットEye 」 一覧

バブル膨張の根源は中央銀行の過激な緩和

来年は日本も含め状況逆転、大波乱の予感   今回が年内最終となる。1年前に考えた2021年の中心テーマは、新型コロナ対策としての過剰な財政出動と金融緩和、米国の政権交代に伴う「大きな政府」への転換、脱炭素社会への世界的な流れ、中国の債務不安などだった。ゴルフのパットのように先行きの芝目や傾斜の変化を読めば、前半はバラマキによる経済成長と過剰マネーでバブル相場となるが、後半はコ

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レーニンの封印列車と、習近平中国国家主席の台湾進攻の時期(第1097回)

 このブログの読者の皆様は、レーニンなんて名前を聞いたことがないという 向きもあるかもしれない。ではスターリンは?これはあるでしょう。レーニン はそのスターリンのいわば親分です。19世紀までつづいたロマノフ王朝を打倒 し世界で初めて共産主義国家ソビエトを建国した大革命家です。因みにレーニ ンはペンネームで本名はウラジミール・イリッチ・ウリヤノフ。 レーニンは革命を起

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小説「四十七人の刺客」と脱炭素のもたらすインフレ、ドル高(円安)、そして株高(第1095回)

池宮彰一郎氏の原作を読むのをおすすめする。高倉健主演の映画もいいが、小説に比べるとオチる。この傑作は、死ぬ前に一回、ダマされたと思って読んで下さい。全く発想の違う角度から、この歴史的な事件を見ることができる。 本所の吉良邸内が城塞化してあったという点、そして事件の発端とされた吉良上野介のワイロ要求が、実は大石内蔵助の放ったデマであった。 よく考えてみれば、上野介がワイロ好きなら、何も

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米国が最高値更新となっても日本株が追随しないのは

日本人が売っているから   米国株の中核指数であるSP500はここ3日の上げで3.45%上昇、2週間ぶりに史上最高値を更新した。複数の強力な支援材料が重なったためである。第一が、英国、南アフリカの研究機関からオミクロン株は感染力は強いものの軽症で終わることが大半で、従来株に比べ感染者が入院に至る比率が7-8割低下、入院して以降の経過は従来株並みであったとの報告があったこと。言

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オミクロン株、日本は逃げ切り勝ちの公算

現在まで国内二次感染なしは驚異的   新型コロナウイルスは2年前に存在が確認されて以来変異を重ねてきたが、オミクロン株では感染および発症のメカニズムが大幅に変化しているのが明らかになった。直近の香港大学チームの研究では、感染後24時間のウイルス増殖速度は、気管支ではデルタ株など従来株の70倍だったのに対し、肺では10分の1以下だった。このことは、せき、唾液などによる感染拡大の

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乱気流相場が間もなく始まる公算大

FOMCと中国恒大のデフォルトが引き金に   上記2点が非常に重大なポイントであることに疑いの余地はない。しかし市場の反応はいかにも変である。最近のインフレ動向を見れば、米国だけでなく欧州でも金融引き締めの方向にあるのは確実で、債券市場はもちろん、低金利を背景とした投機性の高い商品全般にとってネガティブのはずである。ところが米国10年債利回りは1.435%と直近の最低レベルま

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「福笑い」のような相場つき

現実、展望と関係なく価格形成が行われている   前回、バブル相場の際には投資家が欲望のために見境なく買い進む動きが起こるため、理屈に合わない相場展開になることがあると書いた。昨晩のFOMCでは市場参加者が想定しうる範囲で、最もタカ派、つまり金融引き締めに積極的な判断および将来展望が提示されたのだが、これを受けた米国市場では、債券利回りは全く上昇せず、景気拡大が順調であることの

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