「 マーケットEye 」 一覧
一時的な乱気流、インフレ脱却までの道は遠い
2022/11/21 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
米国長期金利は下がり過ぎ、ドル円は再び150円突破へ 10月分の米国CPIが市場予想を下回ったことで、米国では一気に利下げ期待が高まり、債券、株価が急騰、ドルが急落した。しかしこれは投機筋主導の一過性の乱気流と受け取るべきである。遅くとも12月14日のFOMCで正式にFRB委員の見解が提示されれば、まったく根拠のない空騒ぎだったことが判明するだろう。次回発表のドットチャー
映画「さらば愛しき女よ」と大予想を的中させたスーパーマンの紹介。日銀ETFと国民の大儲け。そして近く発生する大暴騰。そして近く発生する大暴騰。(第1148回)
そして近く発生する大暴騰 7月24日に愛妻 扶美子を失って4ヶ月。 夜寝る時に「夢でいいから出てきてくれ」と願うのだが、ごくたまにしか、そんなことはない。またとんでもない時に急に涙が止まらなくなる。まだ「さらば」とは言えない心境だ。 今回は映画の題だけで選んだので、ストーリーは関係ない。ただ原作の方は面白い。一読をお勧めする。 他人さまをほめるのはリスクがある。マー
「ツキジデスの罠」とドルの地位。米国中間選挙がもたらしたトランプ復活の可能性減。そして株価の行方。 (第1147回)
「ツキジスのワナ」とは、アテネの覇権をスパルタが追い上げた時、必ず戦争になるというギリシャの哲人の言葉だ。現在でいうと米中の関係。世界中が固唾を飲んで先行きを見守っている。 これについて、必ず私の講演の時に出る質問が「米ドルは基軸通貨として今後も地位を保てますか?」である。世界の覇権は通貨が基軸,つまり世界中で通用している事が必要だ。 私が母校慶應義塾大学の三田校舎で学生に聞かれた質