「 マーケットEye 」 一覧

【初・中級者向き】映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」と安倍さんの内憂外患

2018・4・1 スティーブン・スピルバーグ監督でメリル・ストリープとトム・ハンクス共演、と来れば面白いに決まっている。みごとな映画職人芸で私は感動した。一見に値する力作と思う。 47年前の米国紙ワシントン・ポストは当時、優秀な記者を抱えていたが、一地方紙に過ぎなかった。編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)はニューヨーク・タイムスに対抗すべく執念を燃やしていた。 ニクソン

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【上級者向き】2017年度の日本株平均リターンは15.3%で着地

ドル換算だとSP500を8%も上回る好成績 今の株価水準については何かと不満をお持ちの向きも多いとは思うが、年度末となった本日終値で計算した日本株の概算リターンは日経225が株価で13.46%、配当で1.65%、合計15.11%、TOPIXは13.47%、1.83%、合計15.30%であった。昨年3月末との比較では米国を代表するSP500がそれぞれ11.77%、2.07%、合計13.84%だった

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【上級者向き】ここ1週間の動きで春相場の大勢が決まる

中期サイクルが底入れしたか否かで今後の展開が大きく変わる 先週末にかけて米国株が急落したことから週明けの東京市場は大幅安となり、225は20347円、TOPIXは1645まで売り込まれた。2月14日までの下げでいったんは安値に届いたと思わせたが、その後の戻りは鈍く、3月5日には安値を更新。下値固めの動きにも見えたが外国人からの売り物は依然として大規模で、国内勢の消化能力を上回り、安値を大きく更新

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【初・中級者向き】映画「ブラックパンサー」と森友と安倍政権

2018・3・26 米マーベル・スタジオの新作で2月に米国で公開されて爆発的なヒット、興行収入は12億ドル。先日のアカデミー賞授賞式でも司会者が「この瞬間でもブラックパンサーはメチャお客を集めている」と言っていた。 同スタジオで初めての黒人が主人公の映画で、監督も主演も黒人、しかも舞台は貧しいアフリカだが、架空の国ロガンダは巨大隕石を利用して豊かな生活。搾取され内乱ばかりしている現実と

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【上級者向き】典型的な彼岸底パターン、少し買ってよし

例によって投機筋主導の下げ、深押しは考えにくい トランプ氏が対中貿易赤字の改善を求め、対策なければ最大500億ドルの輸入品に追加関税を掛けると宣言したことから利益確定の売り人気が台頭、米国の伝統的銘柄は2月8日の安値に接近するところまで下げた。しかしNASDAQはその後史上最高値を更新、この間の半値押し水準に留まっており、フェイスブックの名簿流出の影響を過小評価するつもりはないがこの時点で下げト

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【上級者向き】魚は頭から腐る

政治が役人を見殺しにしてよいのか 森友文書改ざん事件に続いて、前川喜平氏の名古屋の中学校での講演について文科省から主催者の学校に対して嫌がらせ的な質問状が寄せられた件が明るみに出た。文科省にそうするようけしかけたのは名古屋出身の自民党議員で「安倍晋三の愛弟子」を自任する池田佳隆衆議院議員。安倍側近の一人で文教族である。前川氏の抵抗で加計学園の獣医学部新設が事件化し、安倍氏の評判が低下したことを根

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【初・中級者向き】映画「北の桜守」と米関税引き上げと米朝首脳会談と日本

  2018・3・18 吉永小百合120本目の作品でしかも「北の三部作の最後」というので注目されているが、私の妻が見たいというので観た。サユリストに申し訳ないが、30代を演じるのはやっぱりムリ。映画そのものの出来がイマイチ。「おくりびと」の滝田洋二郎監督らしくないなあ。 北海道を舞台に戦中と戦後を生き抜いた母子の物語で、戦争の暴力を表すのに劇中劇という形をとった。夫はソ

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