「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】中期サイクルの仕上げ、予想外の上昇も

売り物少なく、好材料に強く反応しやすい地合い 4月13日から5月11日までに、TOPIXは3.8%上昇、ドル円は1.9%上昇。この間に米SP500は2.7%上昇している。米10年国債利回りは2.82%から2.97%に上昇。決算発表シーズンに当たっており、米国では緩やかな金融緩和からの正常化モードが継続、国内では消費意欲が盛り上がらないものの着実に賃金上昇が広がっており、資金の置き場を模索する空気

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【初・中級者向き】映画「第三の男」と米朝首脳会談と三方一両トクの「落とし所」と原油価格・金利・株

  2018・5・13 ご存知の名作中の名作で、グレアム・グリーンの原作をキャロル・リード監督が映画化。私はこの2週間、お子様向け映画を見る気がしなくて、DVDで好きな映画を観た。 西部劇小説の作家ホリー・マーティンスは、古くからの友人ハリー・ライムを訪ねて第二次大戦直後のウィーンにやってくる。しかしハリーは直前に交通事故で死んでいた。 ウィーンは米英仏ソ四か国の

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【上級者向き】決算は平穏な推移、二者択一を迫られる金正恩

トヨタの場中発表と説明会強化策でコーポレートガバナンスが前進 昨日は225採用銘柄の発表が40社もあり、決算短信チェックと集計作業が大変だった。これで157社が発表済み、時価総額ベースでは70.3%に達し、残る大どころは本日のNTTと、サプライズがありそうもない金融と不動産大手ぐらいなので、ほぼ大勢は決したと見てよい。昨日終値で225銘柄の時価総額は377兆8371億円、これに対応する株主資本は

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【上級者向き】世紀のビッグディールが始まろうとしている

トランプノーベルの皮算用、一方で莫大な鉱物資源の争奪戦が 米有力紙では早くもトランプ氏ノーベル賞受賞のスピーチというフェイクニュースが報じられ、世間を賑わしているようだが、どうやらトランプ氏は今回の米朝会談を大きな政治的賭博のチャンスとして、大乗り気で取り組む方針のようだ。彼は政治のことは判っちゃいないが、ディール(交渉、駆け引き)の話ならば自分にかなう奴はいないと自負している。経済制裁に中国が

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【中・上級者向き】個人の外国株投資活発化を 岡部陽二

3月30日付の日経紙朝刊は「日本の投資マネーが外国の株式に向かっている。2017年度の買越額は11兆円となり、外国債券(6兆円)を初めて上回る見通しだ」としたうえで「投信経由、個人が買い」という中見出しを据え、個人の外国株買いに着目している(図1) 果たして、個人の投資マネーが投信経由にせよ、外国株買いに向かっているのであろうか。その現状と問題点を探ってみたい。 投信の外国株買いが

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【上級者向き】トランプ氏板門店来訪ならヒョウタンから駒が出る?

金正恩が引っ込みがつかないところまで誘い出す作戦かも 27日の南北首脳会談では「核のない朝鮮半島を目指す」「年内に朝鮮戦争終戦条約を結ぶ」という内容の板門店宣言が提示され、北からは核とICBMの実験中止と設備廃棄が確約された。先日、「トランプ氏がノーベル賞を貰えるチャンスがあると見て米朝首脳会談という政治的ギャンブルに出たが、大した成果は期待できまい」と書いたが、敵もさるもので、大方の予想を上回

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【初・中級者向き】映画「レディ・プレイヤー1」と必ず急騰するこれだけの理由

2018・4・30 71歳のスティブン・スピルバーグ監督がVR(ヴァーチャル・リアリティー)の世界を映画にした。この名監督は「ペンタゴン・ペーパーズ」と2本を同時公開させるという精力的な仕事ぶり。映画館では7月公開の「ジェラシック・パーク炎の王国」の予告編をやっていたので、私はマイったなあと思った。すごい! 2045年、世界中の人々がアクセスするVRの世界「オアシス」で理想の人生を楽し

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