「 マーケットEye 」 一覧

映画「ドント・ブリーズ2」と3万円大台達成は単なる通過点と見る理由第1080回)

前作「ドント・ブリーズ」は大ヒット。見ていない方はDVDでどうぞ。もちろんホラー映画が好きな方に限るが。 テーマはバイオレンスな盲目老人が若者を襲う。私は文字通り、イキを止めて、前作に引き込まれた。 今回も全く同じ。老人が少女と同居していたが、その少女が侵入者に襲われているのを救う。恐らく、このシリーズは第三作以降もつづくのではないか。 先の見えない現在だが、一つ確かなことがあ

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風頼みで右往左往する若手議員票、危機にならないと動かない市民票

総裁選の結果はまだ見えないが展開の「論理」は鮮明 元外務官僚の佐藤優氏が書いた『官僚の掟』を読んだ。3年前のモリカケ問題が盛んな頃書かれた本だが、博覧強記のうえに本人の突貫取材能力も高い人なので、鋭い着眼点が多く目から鱗が落ちた思いがする。衆議院選挙の動向まで含め今回の選挙に絡めて言えば、タイトルに書いたことが事態の本質だと思う。 「安定的な収入源を持つ大多数の有権者は、基本的に政治に

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映画「白頭山大噴火」と私が3万円大台達成は単なる通過点と見る理由(第1079回)

白頭山は北朝鮮と中国の間にそびえる2774メートルの高い活火山。中国側は長白山と呼んでいる。大噴火は千年に一度、小噴火は百年に一度のペースで発生している。ちなみに最後の発生は1925年だった。 さて、今回の映画だ。冒頭は白頭山の大噴火で破壊されるソウル。これはほんの導入部で、3回繰り返された噴火から、第4回目の時期は大体わかった。4回目が発生すれば国全体が破壊されてしまう。 そこでマ

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225新規採用は任天堂、キーエンス、村田製作所

除外銘柄はやや意外、東洋製缶、日清紡HD、スカパーJ 16時30分に日経新聞から225の銘柄入替えの発表があった。新規採用は任天堂、キーエンス、村田製作所、除外は東洋製缶、日清紡HD、スカパーJSATの各3社だった。筆者が最も信頼している大和証券クオンツチームの分析では、流動性ランキングで任天堂が5位、キーエンス12位、村田製作所37位だった。彼らの計測ではオリックスが35位で採用有力候補と

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テーパリング開始は9月のFOMCで決定の公算

9月中旬までの経済指標が弱くなければ60%の確率 27日の講演でパウエルFRB議長は初めて年内のテーパリング(量的緩和の段階的削減)開始に言及した。氏はこれまで利上げはもちろんテーパリングにも後ろ向きであったが、そのことが市場に「投機的楽観主義」が広がる原因となって、過度の投機が横行する原因になっていると筆者は見ている。 筆者には理解不能だが、パウエル氏は非常に労働市場が緩いため賃金は

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なぜ日本株が上がらないのか

予想通り菅首相が再選を断念、岸田・河野氏の一騎打ちか 8月23日付のレポートで菅氏が辞意を固めたのではないかと筆者の見解を書いた。若い頃から弟のように付き従ってきた小此木八郎氏が、横浜市長選に落選後にもう政治家は辞めると引退宣言したからだ。それはもう側近として仕える必要がなくなったというのが理由その1。菅さん自身が、自分の最近のツキのなさに嫌気がさしているのではないかというのがその2。少し政

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映画「オールド」と米国のアフガン撤退で地下資源獲得し有利になった中国の落とし穴(第1078回)

スリラーの鬼才M.ナイト・シャマラン監督作品の恐らくベスト 。秘境のビーチを訪れた数人の社会的エリート家族が、逃避が出来 なくなり、異常現象に見舞われる。 その異常現象とは、30分に1年歳を取る。6歳の男の子が、アッと いう間に青年になり、最後はヒゲだらけの五十男になる。勿論両親 は一夜のうちにボケ、老衰死。 このシチュエーションは、異常なビーチを利用して人体実験を行 った製薬会社がつくり出した

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