「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】外国人は買い越しに転じた模様

4月に入りドル円と株式先物を買い戻している 本日発売の週刊エコノミストにも書いたが、1月9日から3月末までの12週間で外国人は現物3.1兆円、先物6.3兆円、合計9.4兆円もの株式を売り越していたが、4月に入り一転して買い越しに転じている模様だ。この間、特徴的だったことは株式先物の売り越しと、ドル円の下落が並行していたこと。大手ヘッジファンドおよびその追随者がドル売りと日本株先物売りを大々的に仕

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【上級者向き】業績発表シーズン到来、前倒し対応が有効

ヘッジファンドが巨額な日本株売りを執行 3月9日から4月13日までに、TOPIXは0.8%上昇、ドル円は0.6%上昇。一方で米SP500は3.0%下落した。米10年国債利回りは2.8%強付近で小動き。トランプ政権が対中貿易で懲罰的関税を掛け中国側もこれに対抗措置を取るなど、国際的通商戦争が懸念されたほか、シリア情勢の緊張などで原油価格が60ドル強から67.3ドルに上昇している。しかし世界経済全体

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【初・中級者向き】映画「リメンバー・ミー」と安倍首相と米中貿易戦争と投資チャンス

  2018・4・15 この作品は先日のアカデミー賞で、長編アニメ賞と歌曲賞を獲得した。感動的な秀作と評判がいいので、春休みが終わって学校が始まってようやく観たがまだ満員。ディズニーとピクサーの組み合わせはやはり強力だ。私は家族愛のところで涙した。おすすめの一本だ。 10月31日のハロウィーンはメキシコでは「死者の日」と呼ばれ「オフレンダ」という祭壇をつくる。あの世から

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【上級者向き】内閣総辞職の公算強まる、株価が下がれば強気で対処

排除主義と容認主義、最後に必ず失敗する排除の論理 7月の衆議院解散の際に小池百合子氏が希望の党を立ち上げた直後は、ほとんどの人が自民党の政権転落を予想したと思う。しかしこの天下分け目の決戦という時に、彼女および近くにいた協力者は圧倒的に強い相手との喧嘩の仕方をわきまえず、排除の論理で選挙に臨み、排除された側の立憲民主党にさえ後塵を浴びせられるほどの大惨敗となってしまった。安倍自民党は望外の大勝利

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【上級者向き】やる気があれば株式で資産1億円は難しくない・その3

自分で選ぶ、自分で決めるという姿勢が大事 本日の上げで、メリマン流の定義に従えば3月26日を安値として新中期サイクルが始まっていたという認定が確定した。突発事故のようなアクシデントがない限り、2か月程度は上げ局面が続く公算が強い。ついでに言っておくが今年のマーケットの最大の山場は10月5日から6週間の金星逆行の期間で、もし高値圏であれば積極的に利益確定、逆に急落後であれば積極買いのチャンスという

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【初・中級者向き】映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」とトランプと安倍首相

2018・4・8 先日のアカデミー賞で日本人辻一弘さんの特殊メーク賞獲得が話題になり、主役のゲイリー・オールドマンが主演男優賞。この演技だけで一見の価値がある。面白いし、おすすめできる。 1940年5月9日、チャーチルが首相になってからの4週間、脆弱な政権で前首相と外相がヒトラーとの和平を主張、二人が辞任すると内閣総辞職の危機があり得る状況だった。また国王ジョージ六世とも(当初は)仲が

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【中・上級者向き】「仮想通貨」の未来を考えよう     岡部陽二

このところ、メディアに「仮想通貨」関連のニュースが見られない日はない。「仮想通貨~カード購入禁止」、「仮想通貨、規制強化にカジ」といったネガティブなニュースが多い反面、「ヤフー、仮想通貨参入」、「仮想通貨への招待状」といった前向きの対応も報じられている。さらに、「入門・ビットコインとブロックチェーン」の帯で、野口悠紀雄氏は「インターネット以来の革命に乗り遅れるな」と檄を飛ばしている。 &nb

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