「 マーケットEye 」 一覧

大変動の予兆が多く見られる

ドル現金からの資金移動が全面高を生んでいる 最大のイベントである米国大統領選が終わったが、トランプ氏が最後まで負けを認めず、一方で米国のコロナ感染者が急増しているため、筆者が想定したよりもバブル相場が延長している。本来なら来年後半の経済正常化・財政金融フル支援の停止を見据えて、債券利回り上昇、新興国・新興企業株への資金逆流が起こるはずだったが、いいとこ取りの楽観的な気分がまだ世界

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孫正義氏、SBGの上場廃止に動く意向か

投資先の上場で多額の利益、段階的に自社株買いを進める公算強まる ここ2日SBG(9984)株の活況が目立っている。本日は6.8億ドル出資している料理宅配最大手ドアダッシュ(ウーバーイーツより大きい)がNASDAQに上場し、保有株の価値が119億ドルに膨らんだことが材料視された。税引後でも7千億円程度の純資産価値の増加になるから、流通株数が19億株なので400円程度の値上がりは当然

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ロバート・B・パーカー「失投」とトランプ氏最後の賭けの失敗と私が2021年で儲けなければ一生ダメ、という理由 (第1042回)

 もう85歳で体力がないので、往年の思い出だが、30年代後半~50代まで、私は月に40冊の本を読んでいた。兜町の千代田書店の大お得意様だった。「MUST本」と自分で呼んでいた経済、市場関係の本、月1,2冊の英語の原書。それに“息抜き”としてのアメリカの探偵もの。  とくにガードナーのペリー・メイスン・シリーズ。毎月早川書房から出るのを心待ちにして、往復の電車で読んだ。パーカーの小説もおんな

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大引けにかけ大量のTOPIX売り、誰が売ったか来週判る

月末はTOPIXリバランスの日、それでも売買高は異常に大きい 本日寄付きの高値まで日経225はちょうど1月で3900円、16.9%の急騰。うちユニクロの寄与分は465円。TOPIXは同期間に13.7%に留まっており、買い方の焦点が225先物であったのは明白。本日は104円割れとなる円高、米株先物安が重なったため、ある程度の下落は予想されたものの、大引けまでの15分の売買代金が2.

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支持率急落、説明下手な菅政権

菅首相は安倍家のポリバケツの蓋である 週末に共同通信が実施した電話調査では、菅政権の支持率が50.3%、1か月前より12.7%も急落した。新型コロナの感染者が急増しているのにGoToトラベル継続に前向きな姿勢を維持したことに反感を持つ人が多く、安倍政権当時の桜を見る会疑惑や吉川元農相の収賄露見で、後継者たる菅首相の姿勢にも疑問が強まったためだ。 菅義偉氏が総裁選

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半導体・ネット株高は海外勢のETF買いの公算大

米国の投資家は外国株で史上最高レベルの好成績 10月末を通過して以来、株式市場は月間として戦後でもトップクラスに入る急騰を演じてきたが、この間の指数別セクター別の物色動向には大きな差がある。一口に言ってしまうと225採用の値がさ株、日本電産や村田製作、SMCなど225非採用の値がさハイテク製造業、エムスリーやサイバーエージェントなど非物販系のネット関連株の上げ幅が大きく、最近5週

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映画「燃ゆる女の肖像」と2021年のびっくり予想、そして接近している1ドル95円の円高 第1042回

映画「燃ゆる女の肖像」を見ながら、私はデシャブ感にとらわれた。一流の映画評論家が全部絶賛している傍ら、シロウトのユーザルレビューは極めて低評価。こういうばあいは十中八九、ドラマとしてはツマらない。その代わり、映画の画面はまことに美しいし、音楽は素晴らしい。  この作品は、ズバリ「レズ映画」だ。中流階級の画家と女性貴族(高級階級)との恋愛、それだけの作品である。 セックスを題材とする映

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