「 マーケットEye 」 一覧

新型コロナ、1年後の理想的な着地のイメージは

最終的には全員が感染する、当面の対策と中期対策を明示し国民に周知させよ 取扱商品を問わず、資産運用ビジネスに関わる人間は例外なく知性が高く、勉強好きで勤勉である。マーケットはすべての材料を織り込んで形成されている(情報やデータ、場合によっては欲望やデマの効果も)。チャートを含め、知りうるすべての材料を分析したうえで、自分の投資行動を決めなければならない。重要なファクターの見落としは文字通りの

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東京で医療崩壊する危険性は大きく低下した模様

軽症患者の退出基準を緩和でベッド余力拡大、重症患者は現在18人だけ 4月初めの5日間のコロナ感染者動向に筆者は注目していた。大都市で桜が開花した3連休に外出者が増加したため、欧米大都市と同様な感染者の激増が起きるか否かの分岐点だからだ。感染から発症、PCR検査結果が出るまでの期間は10日余りと推定され、もしメディアや政府等関係者の懸念が不幸にして的中した場合、それ以前の増勢に拍車を掛けて急増

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映画「ベニスに死す」と我が国のコロナ不況対策の評価と、政府内のピークアウト予想  (第1006回)

ドイツのノーベル賞作家トーマス・マンが1912年発表した中編を、イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティが1971年に映画化した。主演は英国人ダーク・ボガード。名作の評価が高く。ベンジャミン・ブリテンが1973年にオペラ化している。 映画のスタートにグスタフ・マーラーの交響曲第5番の第四楽章アダージェットをビスコンティは使った。マーラー人気が巻き起こったことでも有名な映画だ。 主人公は小説

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小池都知事が週末外出制限を求めた最大の理由

4000床確保すると言ったのに実際に準備できているのは140床しかなかった 先週木曜、小池都知事は突如、都民に週末の外出自粛を要請した。今回の新型コロナの問題は、政府または自治体などの政策当局が、病気の蔓延抑制と経済への悪影響と、どちらを重視した決定を行うかであるが、一方に偏れば必ず他方に強烈なダメージが発生するものであり、万人が認めるような正解はない。一方に偏った決定を下した場合に生じるメ

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映画「史上最大の作戦」と不況対策によるトランプ人気回復、それに日経平均暴落時でも株高になった我が国の銘柄(第1005回)

 ご存知の戦争映画の代表作。当時の製作費43億円は普通の作品なら7,8本作れる巨費。エキストラの兵隊15万人、使用された地雷4万個、現実に使われた地雷40万個の十分の一。ノルマンディー上院作戦を描くには、これほどまでの物量投入が必要だったのだろう。  原題は「いちばん長い日」。これは独の名将ロンメル元帥の名セリフだ。  「上陸作戦の勝敗は24時間で決まる。わが軍にとっても連合軍にとっ

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木村喜由のマーケット通信Youtube版 vol.1

みなさん、こんにちは 今回はお試し特別版として、JAII副理事でテクニカルアナリストでもある木村喜由氏のマーケット通信を動画で無料配信します。 木村喜由のマーケット通信Youtube版 vol.1 高評価とチャンネル登録が増えれば定期投稿になるかもしれません。是非ご覧ください。 https://youtu.be/pYmlHMyqOEk

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最大の景気対策はアビガンの在庫を欧米に無料で提供することだ

巨額の景気対策を回避でき、世界景気の悪化を防止するのにも役立つ 筆者は大学のゼミで経営戦略を専攻した。土屋守章教授は訥弁(どもり)で華麗な議論を 展開する人ではなかったが、その分、苦心して少ない言葉に核心を突いた分析や視点を盛 り込む努力をしていたように思う。その真髄が「どんな問題でも、このポイントさえ攻略 すれば、連鎖反応的にその後の状況が根本的に変化する、戦略的焦点というものがあるは

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