「 マーケットEye 」 一覧

映画「レジェンド&バタフライ」と本能寺の変2023・2・5(第1158回)

映画「レジェンド&バタフライ」と本能寺の変と米国国債デフォルト そしてウクライナ戦の今後。おすすめETF 2023・2・5 (第1157回) キムタク、綾瀬はるかの当時きっての人気スターの出演。映画館は超満員。面白い。実は私は2回も見た。 始めは大ゲンカ。初夜は取っ組み合いの大乱闘。それが桶狭間の戦いで夫婦仲が一変。 今回面白かったのは、女子供を殺戮しても何とも思わ

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国債30%大暴落、 英国の金融大混乱は対岸の火事か?

昨年9月23日、英国で英国債・ポンド為替・株価のトリプル安が発生した。 きっかけはトラス前政権による 430億ポンド(約7兆円)もの大型減税策の発表である。 経済の活性化の意図したものであったが金融市場はこれを嫌気したのである。 事態をさらに悪化させたのは投機筋からの売り浴びせに加え、「英年金基金」による資産投げ売りである。 英国年金基金では約20年前から債務連動型運用戦略

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今の市場は楽観派の期待を反映、しかし実現は不可能

インフレ調整して判定すると現金保有は最悪の道 「マーケットで付いている価格は常に間違っている。大なり小なり、偏った見方をする投資家の意見や希望を反映しているからだ」とはジョージ・ソロス氏の言葉である。取引を成立させる必要上、売り手と買い手が合意する価格を決めなければならないが、それがその商品、証券の本当の価値を反映している保証はない。売り手と買い手、強気と弱気のそれぞれが持っている情報や期待

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現預金を持っているより割安株のほうが安全

売り方が踏み上げている、買い終われば急反落も 23日の米国市場の動きは、10年債利回りが0.04%上がって3.52%、ドルはほぼ1円高の130.6円。ところが景気に前向きな材料が出たわけではなく、その逆で景気先行指数が悪化、FRB理事も指標の悪化を受け入れ次回の利上げ幅を0.25%にする意見で収束しつつあるなど、通常なら債券もドル円も逆に動いていたところ。一方で株式は利上げに慎重という部分だ

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映画「そして僕は途方に暮れる」と大方の大弱気2023・1.26(第1156回)

映画「そして僕は途方に暮れる」と大方の大弱気。指標の示す先高とW・バフェットの選んだ日本株 2023・1・26 (第1156回) 三浦大輔監督。「娼年」「愛の渦」など89歳の私には刺激の強い映画の印象が強かったが、今回はきわめて地味な作品に仕上がった。 シアターコクーンでの舞台の映画化だそうだが、私は見ていない。すべてから逃避する青年の物語だ。 チ

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姑息な時間稼ぎ、今回の日銀の対応

姑息な時間稼ぎ、今回の日銀の対応 事実上の債券買い付け枠拡大だが次回は金利上限引き上げへ 姑息な手段、というと、何か卑怯で正義にもとる行為に聞こえるが、ほんの短期間しか効果が続かないその場しのぎの対応というのが本来の意味である。今回の日銀の決定は結果的にミニサプライズとなったが、要するに日銀自身の名義で0.5%で10年債を無限に買い付ける、という現行策が限界になったため、他の金融機関に低利で融

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嶋中雄二さんの「2023年から2025年のゴールデンサイクル」説2023・1・22(第1155回)

嶋中雄二さんの「2023年から2025年のゴールデンサイクル」説 そして2050年のインドの覇権 2023・1・22 (第1155回) 私は嶋中さんを日本一の景気循環論学者と考えている。リーマンショック時の景気回復の予想的中など、山のように成功例を持つ人だ。 この嶋中さんが「今年、日本は明治以来6回目のゴールデンサイクルに入った」と述べている。 確か

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